お正月特集で東京・恵比寿「写真集食堂めぐたま」のおかどめぐみこさんから教えてもらった、おもてなしの秘訣。そのちょっとした心遣いには、誰でも「おもてなし上手」になれるヒントがたくさん詰まっています。

「お正月特集」第3回目の今日は、お店で出てくるものだと思っていた「お品書き」作り。お品書きを自宅で作るだなんてちょっぴり手間？でも、おかどめぐみこさんの気取らない方法なら、ご自宅で気負わず作れてお招きするお客さまにもきっと喜んでいただけます。

■　おかどめぐみこさんの　手作りお品書き　

それに感激したのは、たしか、数年前の何でもない平日の夜。何があったわけでもないけれど、いつもの友人たちとおかどめぐみこさんのご自宅に集まってみんなで一緒に夜ご飯をした時なのでした。

飾らないおうちごはんがたくさん並んだ大きなテーブルを囲んで、おかどさんの手作りお品書きを眺めながら「これは○○だね。」「次は○○かしら。」「○○だなんてどうやって作るの？」と、みんなで食べる夜ご飯がより美味しく、そして温かく感じたことを今でも覚えています。







そんなおかどさんの、いつもの手作りお品書き。お正月のような特別な時だけでなく、ぜひいつもの何でもないごはん会のような時にも取り入れていきたいプチおもてなしです。

■　こんなお品書きなら　今すぐ真似できそう！　

おかどさんのお品書きだって、和紙に墨で書く時もあればその時用意できるもので間に合わせる時も。今回は手元にあったインクのなくなった筆ペンに墨をちょんちょんとつけて、お習字用の半紙にのびのびと書いていただきました。余白があれば、祝箸にお客さまのお名前やちょっとしたメッセージを添えてもいいそうですよ。





おかどさん
「自宅のプリンター紙だっていいのよ。パソコンが得意な人はパソコンで作っても楽しいわね。」

形式にはこだわらずに、「なます　富士山のうつわに」「伊達巻とめでたい昆布巻」など、メニュー名に茶目っ気を加えるのがおかどさん流です。ぜひ皆さんも気負わず、でも茶目っ気たっぷりに作ってみてくださいね。







＝　文・写真　宮城　＝

プロフィール　

おかどめぐみこさん
子どもの頃から、人にご飯を食べてもらうのが大好き。現在は友人3人と東京・恵比寿で「写真集食堂めぐたま」を運営。





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