料理家さんに教えてもらう「洋風おせち料理」特集。
まずは見た目も華やかな海老のハーブ焼き。通常のおせちでは「海老のつやに」ですが、ハーブを効かせて皮ごと焼き上げます。
少ない材料と手間で、華やかなおせちのメインが仕上がります。
材料
海老(有頭/殻付き)
ハーブソルト:少々
オリーブオイル(オーブンで焼く場合のみ):適量
【1】エビは洗って水気をふいたら、口先を包丁で切り落とします。
【2】全体にハーブソルトをかけ、馴染ませます。
【3】
フライパンで焼く場合
熱したフライパンに油をひかずに並べ、弱火で15分程度じっくり両面を焼きます。
【4】
オーブンで焼く場合
耐熱皿に並べ、上からオリーブオイルをまわしがけて200度で20~25分程度焼きます。
出汁で煮込む手間もなく焼くだけなので、手間なく海老料理が完成です。
しっかり冷ましてからお重に詰めて下さい。
律子さんからのアドバイス
フライパンで焼くと自然に背が丸くなりますが、オーブンで焼く場合は、エビの背を曲げて焼いて下さい。
フライパン、オーブンどちらで焼いても美味しく仕上がります。
プロフィール
シャルル律子さん
フランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。
おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。
フランス人のご主人、息子さんと海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。
【ご紹介したアイテム】
辺が約11cmと小さめサイズなので、少人数でのおせちや、残ってしまったおせちの保存にピッタリです。
⇒studio m lisse 三段重
【連載特集】料理家シャルル律子さんに教えてもらう「はじめてのおせち」
はじめに〜自宅で作る簡単おせち
第1回:海老のハーブ焼き
第2回:南仏野菜の厚焼きたまご
第3回:鶏肉のロースト
第4回:鴨肉のロースト
第5回:豚肉のジゴ・ダニョー風
第6回:人参のグラッセ&さつまいものグラッセ、レモン風味