連載「野田琺瑯を使いこなそう」、いよいよ最終回となりました。
これまで、野田琺瑯の特徴、使い分け、活用法など、いろんな魅力をお伝えしてきましたが、いざ暮らしに迎え入れようとした時に行き着くのが、この疑問。
「まずはどれから揃えたらいいの?」
多機能がゆえに、どれも良く見えてしまう。自分にとってのベストが分からない。
そこで今回は、連載の総まとめを兼ねて、そんなお悩みをズバッと解決いたします!
何はなくとも、これがあればOK!
もう、結論から先に言っちゃいます。
はじめて野田琺瑯を使うなら、おすすめはズバリこの3アイテム。
(左から)
・レクタングル浅型
・レクタングル深型
・スクウェア
その理由は、保存から調理、収納まで、
とにかく多彩で使いこなしやすいこと。
そして単体でも組み合わせても
おさまりが良く、キッチンがすっきり整うこと。
ではこの中からさらに、自分に合うものを探していきましょう。
どんな風に使いたい?使用シーンから見つけるベストな野田琺瑯
どんな時に使いたいかがイメージできれば、選ぶべきアイテムが見えてきます。
さあ、あなたはどのタイプ?
□下ごしらえが中心。バットとしても使いたい → レクタングル浅型
□作り置きして、温め直しがしたい → レクタングル深型
□常備菜、味噌、出汁など、とにかく保存したい → スクウェア
アイテムが決まれば、あとはサイズを選ぶだけ。
ではそのあたり、ひとつずつ具体的に見ていきます。
レクタングル浅型(S、M、L)・・下ごしらえやバットの代わりに
作り置きをあまりせず、家族のいない間にササっと下準備をして熱々を食べさせてあげたいという方に。
<こんなことができます>
・切った野菜の一時置き
・肉に下味をつけて、そのままオーブンへ
・フライの衣つけ、揚げ物の取り上げなど、バット代わりに
・使わない時は収納としても活躍
<サイズの目安>
グラタン1人前
(S)
フライの衣つけ
(M)
グラタン4~5人前、鍋の材料のストック
(L)
レクタングル深型(S、M、L、LL)・・作り置きの温め直しに
料理をするときは一度にたっぷり。家族の多い方や、食べ盛りのお子様がいるご家庭に。
また家族の食事時間がバラバラで、メニューが作り置き中心になるという方に。
<こんなことができます>
・たっぷり作り過ぎたおかずの保存
・容器ごと直火にかけて温め直しもOK
・冷蔵庫でかさばる野菜や果物を、ザクっと切って保存
<サイズの目安>
家族3~4人分の作り置き(
S~
M)
家族4~5人分、または食べ盛りの作り置き
(L)
お米2kg、味噌3kg
(LL)
スクウェア(S、M、L)・・常備菜などをスッキリ保存
週末にまとめて常備菜を作ったり、お弁当用のおかずをストックしたい方に。味噌や出汁の保存に。
狭い冷蔵庫内を有効活用したい方に。
<こんなことができます>
・常備菜をコンパクトに保存
・作ったおかずのうち、お弁当用に少し除けておきたい時に
・出汁の保存→そのまま温め直しも可
・味噌など長期保存したい時に
<サイズの目安>
薬味や2人分常備菜など
(S)
出汁4人分
(M)
味噌1kg、牛乳1L分のヨーグルト作り
(L)
最後に、、フタにも注目してみてください
実は野田琺瑯の保存容器は、フタのタイプを選ぶことができます。
・シールフタ → 基本のフタ。中身がうっすら見える。
・琺瑯フタ → 本体同様、長く使える。ニオイや色移りが心配な時に。
・密閉フタ → 汁気や湿気を通さない。長期保存や汁物の保存、お弁当箱として使用する時に。(※レクタングル浅型は非対応)
用途に合わせて使い分ければ、保存や料理の効率がアップします。
アイテムを選ぶ際、フタも合わせて確認してみてくださいね。
使えば使うほど便利さが実感でき、また長持ちするので使っていく中で用途が変わったり、新しい発見があるのも野田琺瑯の楽しいところ。
まだお持ちでない方も、買い足しを検討されている方も、「あってよかった!」と思える野田琺瑯に出会えますように。
【特集連載:野田琺瑯を使いこなそう】
【第1回】ただの保存容器じゃない。その本当の実力とは?
【第2回】保存容器、どう使い分ける?(前編)
【第2回】保存容器、どう使い分ける?(後編)
【第3回】リアルボイス!スタッフおすすめの活用法(前編)
【第3回】リアルボイス!スタッフおすすめの活用法(後編)
【第4回】はじめての野田琺瑯。揃えるなら、まずはコレ!
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