2018年06月13日

安福由美子さん(陶芸家)のお気に入り豆皿

ご自身の新作・足付木瓜豆皿に、ズッキーニのアンチョビソテーをのせて

以前カフェをされていた安福由美子さんは、お料理上手で、盛り付け上手。
そんな安福さんに、3つのおつまみレシピとちょっとした盛り付けテクニックを教わりました。


安福由美子さん

■ズッキーニのアンチョビソテー

・ズッキーニを5〜10ミリの輪切りに。
・オリーブオイル(アンチョビ缶のオイルでもOK)をひいたフライパンでズッキーニに焦げ目がつくまで中火で焼く。
・火を止める寸前に刻んだアンチョビと黒胡椒を加えてできあがり。

「うつわは丸い形がたまたま合った足付木瓜豆皿にズッキーニを積んでみたらしっくり。
コツは特にありませんが、お皿いっぱいに盛りつけるのではなく、お皿のサイズと盛る分量のバランスが大切です。
余白を大事に考えるときれいに見えると思います。」




余白が作られた長八角モザイク豆皿に盛れば、おのずと盛り付け上手に


■南瓜とクリームチーズのサラダ

・南瓜を茹でる。
・竹ぐしが通ったらお湯を捨て、クリームチーズとマヨネーズ、塩・胡椒をして軽く混ぜたら出来上がり。

「中央が高くなるようにサラダを盛り付け、パンプキンシードを飾ります。
このお皿、長八角モザイク豆皿に関しては余白が作ってあるので真ん中の凹んだ部分いっぱいに盛るとよいと思いますよ。」




錆釉をまとった黒いうつわにのせれば、食材の彩りがより鮮やかに


■茹でオクラの豆腐ソースがけ

・オクラを茹で縦に切る。
・絹ごし豆腐、味噌、マヨネーズを合わせたソースをかけ、すりごま、細葱をのせる。

「オクラは同じ方向に揃えて横に盛ります。白い豆腐ソースはその中央に十字になるよう縦にかけることでメリハリが生まれます。」



お母さんであり、カフェのオーナーでもあった安福さんのレシピは、ちゃちゃっと作れるのに美味しく味わえるアイデアがいっぱい。
レシピをより引き立たせてくれる安福さんの黒いうつわに盛り付けて、どうぞ美味しく召し上がれ!




テキスト・写真
安福由美子さんご協力




=作家さん紹介=

安福由美子さん

石川県金沢市生まれ。
デコレーターとしての経験を経て、趣味として行っていた陶芸を学ぶために30代で京都造形芸術大学へ。
大学卒業後は作陶を続けながら、岐阜市内にカフェをオープン。
人気を集める一方で、カフェと作陶の両立が難しくなり、作陶に専念することに。
現在は岐阜県岐阜市内にて作陶を続ける。









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