フタを開けるとタコになったウィンナーが入っていてクスッとしたり、食後のデザートにウサギのりんごを取っておいたり。
お母さんが工夫を施してくれたお弁当に、嬉しくなったことはありませんか?
いつものお弁当をぐっと楽しい存在に変えてくれる「飾り切り」した食材たち。
マンネリしがちな毎日のお弁当に加えるだけで、簡単に華やぎお弁当が完成します。
■ 毎日のお弁当が手軽に華やぐ 簡単「飾り切り」アイデア
<飾り切りアイデア1・ちくわスター>
お弁当には立つおかずが何かと便利。
フタを開けた時にパッと見栄えのいい、断面がきれいな飾り切り「ちくわスター」は重宝しますよ。
<材料>
・ちくわ 1本
・オクラ 2~3本
【1】ちくわの穴に、さっと茹でたオクラを入れます。
【2】適度な長さで切りましょう。
<飾り切りアイデア2・ひょうたんたまご>
今トレンドのわっぱ弁当や、和を意識したお弁当にはこんな形のだし巻きたまごはいかが?
ちょっとしたひと手間で、いつものお弁当がぐっと締まる飾り切りアイデアです。
<材料> 1巻き分
・卵 3つ
・白だし 小さじ2
【1】材料を合わせ、だし巻きたまごを作ります。温かいうちにラップを敷いた巻きすの上に置きましょう。
【2】巻きすでくるっと包んだら、だし巻きたまごの真ん中あたりを菜箸とゴムを使って挟みます。
【3】巻きすをめくって、だし巻きたまごの端を菜箸とゴムで挟みます。
【4】巻きすを戻し、くるっと巻いて、上からゴムでとめます。冷めたらカットすれば、ひょうたんたまごの出来上がり♪
<飾り切りアイデア3・きゅうりと人参の花型切り>
薄く作ればごはんの上のデコレーションに。高さをもたせて作ればお弁当の空間を埋めるおかず代わりに。
人参でもきゅうりでも活用できるこの飾り切りは、高さを変化させることで使えるシーンが広がります。人参で作れば、煮物にそえる飾り切りとしても大活躍します。
<材料>
・人参 1/2本
・きゅうり 1/2本
【1】お弁当の高さに合わせてきゅうりや人参を1cm~4cm程度の厚さでカットします。人参は皮をむいておきましょう。
【2】8等分に0.5cm~1.5cmほどの切り込みを入れます。
【3】切り込みの部分を斜めにカットしていきましょう。
【4】8等分の切り込みを6等分やもっと細かくしても◎。人参はさっと茹でてからお弁当に入れてあげましょう。
<飾り切りアイデア4・ウィンナーフラワー>
お弁当の定番おかず・ウィンナーは飾り切りもしやすい食材。
そんなウィンナーを使ったこんな飾り切りで、お弁当にお花を咲かせてみませんか?きっとお子さまにも喜ばれるはず。
<材料> ウィンナーフラワー1輪
・ウィンナー 1本
・パスタ 1本
・枝豆 一粒
・さやえんどう お好みで
【1】菜箸の上にウィンナーをのせ、0.5mm毎に切れ目を入れていきます。次にウィンナーを90℃回し、再度0.5mm毎に切れ目を入れます。
【2】ウィンナーを丸め、端にパスタを刺し固定します。そのままお湯で茹でましょう。
【3】真ん中に茹でた枝豆を入れればウィンナーフラワーの出来上がり!
【4】ごはんの上に絵を描くように、さやえんどうで茎と葉を作っても◎。
<飾り切りアイデア5・ゆでたまごフラワー>
お弁当箱に入っていると嬉しいゆでたまご!ちょっとしたテクニックでそのゆでたまごもいつもと異なる形に大変身します。
そのやり方もとっても簡単。
自宅にあるものと、ちょっとの手間で、マンネリしがちなお弁当作りにさよならできますよ。
<材料>
・ゆでたまご
・ストロー
【1】ある程度の長さに切ったストローを半分にカットしましょう。(横から見ると半円)
【2】黄身にストローが接触するまで、ゆでたまごの白身部分にストローをさしていきます。
【3】ぐるっとひと回りしたら、白身の上半分を取って完成です。
<おまけ・こんなアイデアも>
飾り切りでもない、余った枝豆をピックにさすだけのこんなアイデア。
枝豆のきれいな黄緑色と、小さな球体が連なった可愛らしいフォルムが、お弁当にリズムを与えてびっくりするほど楽しいお弁当にしてくれますよ。
いかがでしたか?
マンネリしがちないつものお弁当に入れるだけで、ぐぐっと華やぎを与えてくれるこんな「飾り切り」アイデア。
今日ご紹介したものはすべて簡単にできるお手軽なものばかり。
ぜひこんな飾り切りで、いつもとちょっと違うお弁当作りを楽しんでみませんか?
【お弁当特集】
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【お弁当特集1】お弁当の詰め方おさらいレッスン
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【お弁当特集2】レパートリーを増やしてマンネリ知らずに!カタチ別お弁当詰め方アイデア
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【お弁当特集3】毎日のお弁当が手軽に華やぐ 簡単「飾り切り」アイデア