昨日は季節の青梅で作る「梅シロップ」の作り方をご紹介しました。
梅ジュースも美味しいけど、今年こそ梅酒デビューをしてみたい!
毎年漬ける梅酒も、今年は少し違う楽しみ方をしたい!
本日はそんな想いを一度に叶える「飲み比べる梅酒」をご紹介します。
まずはホワイトリカーと氷砂糖で作る「基本の梅酒」。
ホワイトリカーは透明で無味無臭のお酒。果実そのものの香りと味が楽しめるのが特徴です。果実酒作りにはもっともポピュラーなお酒ですね。
そして是非お試し頂きたいのが、「本格焼酎で作る梅酒」
芋、麦や米など、素材にこだわり丹念に作られた本格焼酎で青梅をつけると、とても味わい深くてコクのある梅酒に仕上がります。
今年は是非、飲み比べる梅酒作りにチャレンジしてみましょう!
基本の梅酒の作り方
■材料(4リットル瓶分)
青梅:1キロ
氷砂糖:1キロ
ホワイトリカー:1.8リットル(1パック)
※ホワイトリカーを入れるまでの工程は、昨日ご紹介した梅シロップと同じになります。
梅はなるべく傷がなく、綺麗なものを選ぶようにしましょう。
青梅を丁寧に水洗いします。
青梅はアクをぬくために1時間ほどたっぷりの水につけておきます。
南高梅の場合は皮が薄いので、綺麗に洗うだけでOKです。
保存瓶をアルコール消毒します
水気はカビの原因にもなるので、しっかり拭き取りましょう。
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梅の水気を布巾などで綺麗にふきとり、ヘタを竹串でひとつひとつ丁寧にとっていきます。
このヘタを丁寧にとることが、雑味の少ない美味しい梅酒に仕上がるポイントです。「美味しくなあれ」と丁寧にとっていきましょう。
保存瓶に梅と氷砂糖を交互にいれていきます。
ホワイトリカーを注ぎ入れます。
あとは蓋をして、冷暗所で保存します。1〜2週間はたまに瓶をゆすって、梅が空気にふれないようにします。(カビを防ぐため)
半年ぐらいで美味しくいただけます。
通常1キロの梅酒をつけるには、4リットルの瓶が最適です。
日本製、セラーメイトの広口瓶は取っ手付きなので、重い梅酒の瓶の移動にはとても便利。
また「脱気機能」がついているの内部の圧があがると、外に空気を逃してくれます。外気の侵入は防いでくれるので、長期保存の梅酒作りにピッタリなんです。
梅酒は長い付き合いになるので、出来上がりを楽しむ時、テーブルにおいても絵になるルックスも嬉しいですね。
本格焼酎でつける梅酒
梅酒作りに慣れてきたら、自分好みの味に仕上げたいもの。
最近はお店でも、白ワイン、日本酒、ブランデーなど様々なお酒で漬けた梅酒をみかけるようになりました。
本格焼酎で漬ける梅酒は、ホワイトリカーとは違うまろやかさと風味、香りを楽しむことができます。
■材料(2リットル瓶分)
青梅:500g、
果糖:200〜300g
お好みの焼酎:900ml
梅の準備までは基本の梅酒と同じです。
こちらは氷砂糖の代わりに果糖を使いました。
果糖は砂糖の1.5倍の甘さを持ち、高い浸透圧で梅のエキスを抽出します。梅にシワもできにくく、カビの予防にも。
香り高く仕上がるので、焼酎の梅酒によくあいます。
最近は梅酒の特設コーナーに氷砂糖と並んでよくみかけるようになりました。
こちらは500gの梅酒を作るのにちょうどいい2リットルのサイズの広口瓶。
お好みの焼酎を一瓶、注ぎ入れます。今回は芋焼酎「黒霧島」を使用しました。
同じく1〜2週間は軽く揺すってあげます。3ヶ月後ぐらいから飲み頃になります。
焼酎は25度と、果実酒用のホワイトリカー(35度)に比べて度数が低いので、(カビ防止のためにも)早く飲むのに向いています。
本格焼酎や日本酒で作ると、熟成が浅くても香り高くまろやかな梅酒に。
夏の終わりには梅酒のヌーボーとも言える、オリジナル梅酒を楽しむことができますね。
使用する焼酎によってはもちろんのこと、お砂糖を蜂蜜に変えたり、一部を黒糖に変えるなどのアレンジ次第で、出来上がりの味は様々に変化します。
量は多少大雑把でも美味しい味に仕上がるのも梅酒の大きな魅力。
一年に一度しかない梅仕事の季節。
是非、今年は長期熟成用の基本の梅酒&晩夏に味わうオリジナル梅酒と、飲み比べられる梅酒を楽しんでみませんか?
■梅仕事の季節到来
【前編】自家製梅シロップ(梅ジュース)のつくりかた
【後編】今年は本格焼酎で、飲み比べる「梅酒」をつけよう!
【ご紹介したアイテム】
梅酒を漬けるのにピッタリなセラーメイトのガラス瓶の4Lと2Lのセットです。
今なら、梅酒を飲む時に便利なカンロレードル(大)が1本オマケでついてきます。
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