アンジェでも人気のある陶芸作家さんのおひとり、HANI(ハニ)の葛西国太郎さんからお手紙が届きました。
石川から京都に移り住んではや1年。
九谷青窯から独立しご自身の活動「HANI」の立ち上げもようやく落ち着いてきたそうですが、久しぶりの京都の夏はちょっぴりこたえたご様子です。
今日はそんな京都での近況を、葛西さんがお手紙で教えてくれました。
■ HANIの葛西国太郎さんからお手紙が届きました。
暑い京都の夏も、終わった途端早過ぎるほど涼しくなって、深まる秋を感じる毎日です。
京都に引越して1年が過ぎようとしています。
石川県に住んでいた頃に比べると環境も作るものも変わり、ひとりで仕事をしていると、会社にいる頃はたくさんの人達に助けてもらっていたのだなあと遅れ馳せながら気付きます。
そんな苦労も多い時期でしたがもちろん良い事もありました。
今カレー業界(?)では関西発の「スパイスカレー」なるムーブメントが起きているそうで、僕も早速大阪にある「旧ヤム邸」というお店に行き、そこの黒カレーに衝撃を受けたのです。
まさにスパイスの塊!何という魅惑!
以来他のスパイスカレーのお店にも行ってみたり、自宅のカレーにあれやこれやのスパイスを使ってみたりと、北陸に比べ急に過酷になった京都の夏を、カレー(と梨味のパピコ!)でなんとか乗り切った次第です。
やはり毎日食べるものは本当に大切ですね。
僕も誰かの毎日の食卓が少しでも愉しく、美味しくなるようにこれからも仕事をしていきたいと思っています。
冒頭のカレーライスの写真は、なんと葛西さんのお手製カレー!
お豆がごろごろ入っている、身体が元気になりそうなスパイスカレーです。
今日は葛西さんの商品がたくさん入荷しています。
カレーにもよく似合う、食卓が愉しくなる葛西国太郎さんのうつわたち。
商品ページもぜひのぞいてみてくださいね。
= 文・写真:宮城 =
【葛西さんのうつわはこちらからどうぞ!】
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HANI 葛西国太郎さんの特集ページ
【葛西さんの工房を訪問した時のコラム】
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葛西国太郎さんと HANI (ハニ)