熱がこもりやすいキッチン。特に夏場は少し作業をするだけで、汗がダラダラ、暑さでクラクラ。料理が好きな方でも、この時期は面倒に感じることも多いのではないでしょうか。
とはいえ、作らないわけにはいかないし、子どもが夏休みに入れば、ごはんを作る回数はむしろ増えてしまいます。
そこで今回は、夏の調理の負担を減らすコツをご紹介。ラクしておいしいクッキングで暑い日を乗り切りましょう!
いくら暑くても、ごはん作りに休みナシ
暑くてヤル気が出ない。キッチンに立ちたくない。そう思っても、ごはん作りは毎日のこと。家族が夏バテしないよう、しっかり食べさせたいという気持ちもありますよね。そうなるともう、「よいしょおー!」と自分を奮い立たせるしかありません。
夏のごはん作りは体力勝負。キッチンに立つ時間を短くすることが、疲れを溜め込まないポイントです。手抜きしたり、便利なものに頼ったり、調理のリストラを考えてみます。
夏のごはん作りをラクにする5つのコツ
【1】下ごしらえは朝か夜にまとめて
下ごしらえはできるだけ涼しい時間帯に。暑さのピークを迎える日中に作業するのは避け、朝か夜にまとめましょう。
・野菜はみじん切り、くし切りなど、まとめて切り分けて冷蔵・冷凍保存
・肉や魚はカットして小分け冷凍。(下味もつけておけば、あとは焼くだけ!)
・下ゆでしたい時はレンジを活用して暑さ対策
【2】便利なものをどんどん頼る
準備の手間を省けば大きな時短に。多少コスパが悪くても、この時期だけと割り切って「買う」という選択をしてもいいのでは。
・カット野菜の活用
・あと一品を冷凍食品でまかなう
・流水麺で茹でない麵料理
【3】火を使わない調理家電を使う
夏はなるべく火を使わずに調理したいもの。レンジや炊飯器を使えば、暑さを気にせず蒸し料理や煮込み料理が作れます。
・レンジでヘルシー蒸し料理
・炊飯器や電気圧力鍋でほったらかし調理
・オーブンよりトースターを活用して時短
【4】缶詰レシピは即戦力
はじめから火が通っていて、旨味もたっぷりの缶詰は、夏の食卓の強い味方。和えるだけでメインから副菜まで作れて、栄養面も◎です。
・オイルサーディンとコーンの混ぜごはん
・鯖缶のサラダうどん
・切り干し大根のツナマヨ和え
【5】スピードおかずのバリエを持っておく
スピードおかずとは、あと一品ほしい時にスグに作れるメニューのこと。いくつかバリエを持っておくと、食卓が手軽に潤います。
・冷やしトマト(ドレッシングで味変)
・冷や奴(トッピングでアレンジ自在)
・アボカドの和え物(和・洋・中どの味もイケる)
いかがでしたか?
暑くて疲れやすい夏は、完璧を目指して無理するよりも、自分の体調を優先に。あれもこれもきちんとやろうとせず、ほどほどに手抜きして、ごはん作りのプレッシャーを減らしていきましょう!