お盆が過ぎ、8月もいよいよ後半戦。暑さ疲れ、夏休み疲れ、帰省の気疲れなどが、そろそろドッと溜まってくる頃ですね。
体調がスッキリしない日は、気持ちも引っ張られてしまうもの。些細なことでイライラしたり、語気が必要以上に強くなってしまったり。
自分の機嫌を取るのは自分自身。「またやっちゃった」と自己嫌悪に陥る前に、自分でコントロールする方法を考えてみます。
不機嫌をなるべく顔に出さないようにしたいけれど
「いい大人が不機嫌をあらわにしているのは格好悪い」
それはもう、まったくその通りで、周りからすると迷惑そのもの。
それを分かっているのに、自分の言動を振り返ると、心がチクチク痛むことばかり。特に家族など気心の知れた相手に対しては、よりストレートに感情が出てしまいます。
自分にとっていちばん大事な人に対して、わたしは一体何をやっているんだろう。
自分の機嫌をとる6つの方法
【1】普段からハッピーな言葉を口にする
人はネガティブな事に関心が向きやすい性質があるそうです。ひとつのネガティブを打ち消すには、その5倍のポジティブが必要になる、というデータもあるほど。不機嫌を遠ざけるためには、普段から「嬉しい」「楽しい」「好き」などハッピーワードを口にして、心の中にポジティブを貯金しておきましょう。
【2】どうしてイライラするんだろう?と自分に問いかける
イライラや怒りの感情は2次的なもので、その前に必ず「悲しみ」「焦り」「やるせなさ」といった、元となる気持ちがあります。それをいったん客観的に考えることで冷静になれ、ストレスをまき散らす勢いを削ぐことができます。
【3】小さな現実逃避をする
心に渦巻く感情をいったん横に置いておいて、頭を空っぽにする方法です。やり方は、外の空気を吸う、景色を眺める、活字を目で追う、など何でもOK。5分ほどの小さな現実逃避でも気持ちの切り替えができますよ。
【4】自分なりの発散方法を持っておく
ストレスの発散方法は人それぞれ。ぐっすり眠る、ご褒美スイーツ、のんびり長風呂など、自分なりの方法を見つけておきましょう。場合によってはすぐに実践できないこともあるので、何パターンか用意して、自分の機嫌をとれるようにしておくといいですね。
【5】できてない今よりも、できている未来を見る
子育てで役立つ考え方がこちら。心に余裕がないと、子どもの失敗や反抗的な態度がいちいち気に障ります。でもそのほとんどのことが、成長とともにそのうちできるようになることばかり。今、口やかましく言わなくても、きっと大丈夫、大丈夫。
【6】周りに協力してもらう
女性は特に、バイオリズムや年齢的なもので、不機嫌が止まらなくなることがありますよね。そんな時は周りにそれを伝えておくというのもアリ。人に機嫌を取ってもらうのは良くないけれど、手助けしてもらうのは悪いことではありません。
疲れやすい夏ですが、家族や友人との思い出をたくさん作れるのも、やっぱり夏。息抜きや周りのサポートを頼りつつ、心の手綱を握って笑顔で過ごしたいですね!