生花より長持ちして、お手入れも簡単なドライフラワー。ここ最近のブームもありますが、私も以前から生活に取り入れ楽しんでいます。
最初から花束になっているタイプは取り入れやすいですが、飾る
フラワーベースによって抜け感を出したりバランスを整えることが大切です。
今回は、私が買ってきた花束を例に、アレンジしてお家の様々な場所に飾る方法をご紹介します。
基本の花束の作り方をマスターして、ぜひ自分らしい花のある暮らしを楽しんでみてください。
まずは花束とフラワーベースを用意
街の雑貨屋でよく見かけるようになったドライフラワー。花屋で自家製のものを販売していることもあるので、普段からチェックしていると、お気に入りの1束に出会えそうです。
今回はお気に入りのフラワーベースに飾る花束を探していたので、ボリューム感などのバランスを意識して選びました。
長い分には切って調節できるので、少し大きめでもOKです。
使用するメインのフラワーベースは
「白い陶器のフラワーベース/HUNT9」(写真右)。ころんと丸いフォルムに花びらのような模様がかわいらしく、目にするたび和やかな気分になれます。
小さなドライフラワーには
「PIKE brass vase フラワーベース」のROUND(写真左)とDIAMOND(中央)を使用。棚がなくても省スペースに飾れて、余った小さいお花を飾るのにぴったりなので重宝しています。
花束の基本構成を学んで、バランスよく飾り付け
ボリュームを減らす際には、メインとなるお花を抜かないのが無難。基本的な構成が分かっていれば、どのお花を抜いてボリューム感を調整するか、悩まずに決められます。
1、メインのお花(1~2本)
2、サブのやや小ぶりなお花(2~3本)
3、カスミソウなど枝分かれした小さなお花(3本~)
4、グリーン系(2~3本)
フラワーベースに対して花束のボリュームが勝っているので、数本抜き取って調整。上記のうち、抜いても見た目に支障が出ないのは2と3です。
大きなフラワーベース用には、1~4全ての要素が残るよう注意して選定しました。
こちらの写真は買ってきた花束から数本抜き取ったブーケです。本数を減らしたことで抜け感が出て、自然な雰囲気になりました。
次はいよいよ、花束アレンジの具体的な方法をご紹介。焦らずゆっくりが成功の秘訣です。
いざ、アレンジに挑戦!
ますは花束を解く前に、写真を撮って記録しておきましょう。後で束ね直す際に、お花の配置を再現できるようにするためです。
写真を取ったら花束を解き、1本ずつバラバラの状態にします。ドライフラワーは取れやすいので、ゆっくり慎重に。
お手元に小さめのフラワーベースを用意して、飾りたいものを選んでいきます。今回は先程ご紹介した2や3に該当する、やや小ぶりの花と、カスミソウやスターチスを抜き取りました。
小さなフラワーベースへの飾り付けが完了したら、花束を元のように束ねます。
【1】利き手と反対の手で、メインのお花をしっかりホールドするように持ちます。
【2】撮影しておいた写真を参考に、メインのお花に近いものから足していきます。その際、円を描くような順番に挿していき、逆さから見たときに茎が螺旋状になるようにします。こうする事で、お花同士がぶつかるのを防ぎ、きれいに広がってくれるんです。
【3】片手に全てのお花を挿し終えたら、用意しておいたフラワーベースと見比べて、バランスを見ます。明らかに長ければ、この時点で茎の長さを調整します。また、茎の長さがバラバラの場合も切り揃えます。
【4】手を緩めないよう気を付けながら、輪ゴムでしっかりと固定します。結ぶ場所によって、フラワーベースから見える花の高さが変わるので、よく確認して位置を決めましょう。
【5】フラワーベースに挿したら微調整をして完成。
いかがでしたでしょうか?螺旋状がコツを掴むまで難しいかもしれませんが、何度でもやり直せるので、焦らずゆっくり挑戦してみてくださいね。
飾る前のひと手間で長持ちさせよう
完成したら、お部屋に飾る前に、ドライフラワー用のアロマスプレーをプッシュ。
こちらの
「フルーレット アロマ(ドライフラワー用アロマスプレー)」は、アロマの香りに癒されるだけでなく、なんとドライフラワーの退色も遅らせてくれるのだそう。
ドライフラワーは生花より長持ちといっても、日光や照明で段々と色褪せていくものなので、これは嬉しい効果です。
香りの強さも、プッシュ回数で調節できるのが使いやすく感じました。
自分だけの飾り方で楽しもう
お気に入りのお花に、フラワーベース。自分だけのとっておきの飾り方で、花のある暮らしをより一層楽しんでみてください。
【ご紹介したアイテム】
まるでオブジェのような佇まいで、そのまま置いておくだけでも絵になる白い陶器のフラワーベース。ドライフラワーを無造作に生けてもサマになります。
⇒白い陶器のフラワーベース/HUNT9
【ご紹介したアイテム】
真鍮フレームと試験管のようなガラスを組み合わせたPIKE。壁にかけたり吊るしたり、リビングや玄関の小さなスペースに置いたり。たった1輪の花もアートのように見せる花器です。
⇒PIKE brass vase フラワーベース
【ご紹介したアイテム】
ドライフラワーの見た目の癒やしに、香りの癒やしをプラスできるアロマスプレー。香りはワンプッシュで約1週間持続。お家でのリラックス時間を、より心地よく過ごせるアイテムです。
⇒フルーレット アロマ(ドライフラワー用アロマスプレー)