こんにちは、おーまえです。2022年初めてとなる京都のちょっといいことは、京都の美味しい水をご紹介します。
京都の街中に気軽に誰でもが汲める名水があるのは、京都に住む人でも知らない人が多いのではないでしょうか?毎日のお料理やお茶、コーヒーにもこんな水を使うとさらに味わいが増しそうですよね。
まずは御所の東隣にある梨木神社。
こちらの御神水「染井の水」とよばれ、は京都三名水のひとつで、三名水の内いまだ枯れずに現存する由緒正しき名水。こちらの水は1000年以上も前から飲まれてきたそう。
都会の真ん中にありながら、緑豊かなその場所は、名水の名に相応しい神々しい雰囲気!朝6時から開栓されているので、澄んだ空気の中、モーニングコーヒー用の水をこちらで汲むなんて素敵ですよね。
続いては、梨の木神社から寺町通りを下がって数分のところにある、下御霊神社のお水です。江戸時代に市中が旱魃に見舞われた際、下御霊神社の神主さんが夢のお告げによって境内を掘ったところ湧き出たお水なんだそう。こちらの水は「御霊水」と呼ばれて、ご近所の方はもとより、観光で遠くからお越しの方からも美味しい水と評判になりました。
京都御苑からの地下水で定期的に水質検査も行っているそうですが、煮沸して飲むことをおすすめされています。お参りの際には、是非どうぞ。
最後に紹介するのは、二条通り上る鴨川近くの静かな通りの小さな地元の会館。その銅駝会館の壁沿いの防火水の蛇口から出ているのが、「銅駝水(どうだすい)」です。1年中24時間汲める美味しい水が出るこの場所は、いつも自転車や車でで汲みにくる人で賑わっています。実際に定期的に汲んでいる人に聞くとこの水で淹れたコーヒーが絶品なんだそう。
私も仕事の前に時間があれば、たまに水筒に入れたりもしていますので、今度は紅茶などにも使ってみようと思います。
またその隣には、歴史を感じる校舎の銅駝美術工芸高等学校が。なんだかノスタルジックな気分にさせてくれる学校なので一見の価値ありです。
美味しい水との丁寧な暮らしを気軽に誰でも楽しめるのが京都のちょっといいところ!
是非散策の際には、マイボトル持参で美味しい水を汲みに行ってはいかがでしょうか?
今回の京都のちょっといいところはここまで。また来月お会いしましょう。