お花を思う。
私の今までの暮らしでは、ちょっぴりその習慣に疎かったように思います。
自然の中で生きている植物を暮らしの中で生け、眺めるひととき。
おうちの中に植物があると、ポジティブな気持ちになれるような気がしますよね。
枯れるから…と遠ざけていたのですが、少し考え方を変えて、植物が姿を変える様を愛でることに楽しみを置くことにしました。
今回は、冬の枝もの植物「ヒムロ杉」を「リューズガラス フラワーベース L」に飾る様子をお届けします。
冬らしい枝もの植物を頼れるフラワーベースに生けて、これからのクリスマス準備にいかが。
生花で楽しみ、枯れる前に吊るしてドライに。
これまでは、生花を生けることに消極的でした。
虫がついてくること、いつか枯れてしまうこと、子供が倒してしまいそうでびくびくしてしまうこと。
お花を暮らしに添えるのは、私にとってちょっぴり面倒で億劫なことだったのです。
きっとそんな方が多いのでは。
それを変えるきっかけになったのは、ドライフラワー。
ドライフラワーはお花を乾燥させることで、半永久的にその姿を残すことができます。
色味は渋くなり、インテリアにアンティーク感も出てとてもいい雰囲気に。
お花も枝ものも、意外と簡単に自宅でドライフラワーにすることができます。
「このお花はそんなドライフラワーになるだろう?」
と、夢を膨らませながらお花屋さんで花を選ぶのも楽しい時間。
12月に向けて、クリスマスらしく「ヒムロ杉」をセレクト。
浅めの水に浸しておけば、1ヶ月近くもつのだそうで、しばらくは生花のまま楽しみ、枯れそうなタイミングを見計らってドライフラワーにしていきます。
生花とドライ、どちらも楽しめるのです。
部屋のフックなどに吊るしておけば、外気による乾燥でドライフラワーに。
その姿を変えていく様子もまた愛おしい。
花の命は短いですが、その姿が変わっていくのを鑑賞するのも風情の一つ。
そして、その様子もインテリアの一つになり、とても穏やかな気持ちにさせてくれます。
いつもと違う部屋の雰囲気に心が躍ったり、少し元気をもらったり。
お花に向き合う時間が、暮らしを豊かにしてくれるのを感じます。
口が広くて底面が大きなフラワーベースを選ぶ。
枝ものを生けるのに選んだのは、「リューズガラス フラワーベース L」のロケート。
シンプルなガラスの佇まいが美しいデザインのもの。
底面が直径14cmのロケートは、底がしっかりしていることで安定感がよく、口が広いので手洗いも簡単なのがいいところ。
奥まで手を伸ばし、フラワーベースの中までしっかり洗うことができます。
大ぶりの植物や「ヒムロ杉」のような枝ものを飾りたい時にぴったり。
春は青々とした新緑の植物、夏はカラフルなお花たち、秋と冬は深みのある緑や、茶色の枝ものが多く並ぶ季節。
この季節はどっしりとした枝ものを受け止めてくれるフラワーベースが頼れるのです。
花束をそのままざっと生けることができるくらいのサイズですので、一つ持っていると何かと使えるアイテム。
生ける花を引き立てるフラットな形なので、何も考えずお花を挿す気楽さがいい。
どんな空間でも合い、どんなお花でも合う。
そんな融通の利くフラワーベースを一つ持つのが枝もの初心者さんにはおすすめです。
ツリーにオーナメントを飾るように。
「ヒムロ杉」をツリーに見立てて、黄色の「ピンクッション」を添えて、無造作に飾ります。
あれこれ混ぜなくても、2種類のお花で存在感充分。
お花は難しく考えなくていいものなのかもしれませんね。
フラワーベースとのバランスを考えて、自由に枝をカットしたり、葉っぱを間引きしたり。
そんな時間も楽しい時間。
リビングが一気にクリスマスモードに。
生花を飾ることによってインテリアにも上質感が生まれ、季節に沿った暮らしを楽しむことができます。
毎年オーナメントや飾り付けに、いろんなものを買い足したり、それによってモノが増えてしまったり…。
また安価なプラスチック製品だとついたくさん買ってしまうものですが、生きた植物を飾るなら捨てることも罪悪感が生まれません。
〝きちんと全うし、使い切る。″
モノとの向き合い方もできて、心が豊かになる。
お花にはそんな奥ゆかしさがありますよね。
麻ひもで根本をくくって壁掛けにすれば、壁面ツリーに変身。
この季節は枝もの植物に挑戦するチャンス。
ちょっぴり大きめなフラワーベースをぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね、
【ご紹介したアイテム】
底面がしっかりしたフラワーベース。大ぶりな花や枝もの植物を生けやすく、口が広いのでメンテナンスも簡単な使いやすいアイテムです。
⇒リューズガラス フラワーベース L