まとめ買いした夏野菜、きゅうりや茄子が最後まで使いきれず残ったまま。。。そんな夏の冷蔵庫あるある、お心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
もちろんわが家も例外ではなく、夏のおうち食品ロスをどうにかできたら良いな、という想いで、1年前にお迎えしたのが、KINTO(キントー)さんの「浅漬け鉢」でした。
これひとつで漬けられて、そのままうつわとして食卓にも出せる使い勝手の良さと、お気に入りの漬物メニューをご紹介します。
コンパクトでも本格派。小さくてもズシッと重いミニチュア漬物石で、じわじわ漬かる
子供の頃、よく祖母が大きくて重々しい漬物石を使って、樽一杯に漬物を作ってくれていました。
重たそうだな、大変そうだな、と子どもながらに感じていましたが、その分、祖母の作った漬物はしっかり味が染みて、味もまろやかだった記憶があります。
あの祖母の漬物石とはいきませんが、
この浅漬け鉢は、愛らしいルックスらしからぬ重石のズッシリ感が、袋でモミモミして作る浅漬けとの大きな違い。
上からの重みで野菜の水分をじわじわ減らし、その分旨味をぎゅ~~~っと染み込ませていく、昔ながらな手法をこの小さな鉢で体現しているのが魅力なんです。
ズボラでも続けられる!野菜を切って、塩昆布と一緒にポンポン放り込むだけ
冷蔵庫にきゅうり一本、茄子一本が残っていたら、迷わずこれを作ります。
仕込むのがとにかく簡単で、
・野菜を少し小さめの乱切りにして、
・塩昆布ふたつまみくらいと一緒に鉢に入れ、軽く混ぜ、
・重石を乗せて、冷蔵庫へ。
ついでに、ミョウガ、鷹の爪、生姜、ゆず胡椒などの薬味系をトッピングすると、さらにワンランク美味しさがグレードアップします。
塩昆布がない時は、素材の2~3%の量のお塩をパラパラするだけ。
食事の1~2時間前に漬けてすぐ食べても十分美味しいですが、夜に仕込んでおけば、翌日の朝食には、さらに染み染みになって美味しくいただけます。
※重石は蓋のように見えますが、あくまで重し。密封できるわけではないので、冷蔵庫で保存する時に香りが気になる時はラップをかけるようにしています。
わが家はミニ浅漬け鉢(380ml)を愛用していますが、きゅうりと茄子1本ずつで丁度満杯になる絶妙ミニマムサイズ。
冷蔵庫の隙間にも収まるコンパクトさなので、ちょっとだけ手軽に作りたい、今の時代の浅漬けにぴったりな実用性です。
今年のお気に入り、シャリシャリ食感がやみつき「長芋の浅漬け」
計量スプーンなどで計らなくても、このくらいかな~のざっくり分量で作っても不思議と美味しいのが浅漬けの良いところ。
作り慣れてくると、少しずつ他の食材や、いつもと違う組み合わせを気軽に試してみたくなってきます。
使い始めて2年目の今年の夏は、
暑さバテの味方をしてくれる、ネバネバ系野菜がお気に入りです。
長芋&きゅうりの浅漬けもそのひとつ。長芋ときゅうりをスライスし、麺つゆで味をつけ、胡麻を散らすだけ。
シャリシャリとした長芋の食感と、トロリとした粘り気のある出汁感が、ごはんのお供にぴったりな一品です。
さらに、きゅうりから素材チェンジ。
長芋とオクラの最強ネバネバコンビも絶品。食欲が落ちやすい真夏も、モリモリごはんが進むんです。
おうち居酒屋にも好評、苦味がクセになる「ゴーヤの大人浅漬け」
旦那さんのお酒のおつまみに最近好評なのは、ゴーヤの浅漬け。
ゴーヤを塩揉みして水洗いし、水気を絞ったら、鉢の中でお塩、お醤油、ごま油とさっと和えて重石を乗せて漬けます。
苦いけどお箸が止まらなくなる、おうち居酒屋の一品にもぴったりな大人味の浅漬けです。
※苦味をさらに抑えるなら、塩揉みした後、さっと湯通しするのがおすすめです。
夕食の後片付けの時に、チャチャッと仕込んで冷蔵庫へ。翌朝そのまま食卓へうつわとしても出せる。
この浅漬けルーティンが、やり始めると想像以上に手軽で、家族の喜ぶ声もあり、ズボラな私でも毎日続けられています。
あまった夏野菜の活用だけでなく、おかずが足りない日のプラス一品、食欲が落ちる真夏の朝ごはんのお供にも。パリポリ浅漬けで、暑い夏を美味しく乗り越えて下さいね。
【ご紹介したアイテム】
食卓に置いても絵になる、ガラス製の浅漬鉢。余り物の野菜も、カンタンに浅漬けにすることができ、野菜不足になりがちな食生活の救世主に。
※こちらは640mlサイズです。
⇒KINTO 浅漬け鉢