夏の音をモダンに感じる風鈴。3RD CERAMICSのFURINを今の暮らしに。

蝉の鳴き声が聞こえるようになり、夏が近づくのを感じるこの頃。
激しい日照りに、外に出るのが億劫になる近年の暑さですが、日本には昔から夏の暑さを楽しむための工夫がたくさんあるのですよね。
花火、かき氷、甚平、うちわ、風鈴…。
子供の頃からなじみのある、どこか懐かしさも覚える夏のもの。
大人になって、より暮らしを大切に思うようになり、子供たちにも同じように夏の楽しみ方を教えてあげたいと思うようになりました。
そんなわが家が今年お迎えしたのは、真っ白な風鈴。
夏の涼しげな音を、リビングにお迎えしてみませんか？

真っ白な陶器が奏でる涼の音。

以前から風鈴の存在が気になり、お店に並ぶこの季節にチェックしていたところ。
インテリアとしてもかわいく取り入れたいと思う反面、なかなか自分の暮らしにぴったり合うデザインのものに出会えずにいました。
風鈴は和風なデザインのものが多く、単品で見るとどれも素敵なものばかりなのですが、わが家にはなんだか和が強すぎるように思えるものばかり。
シンプルで、存在感がありながら、インテリアに調和するデザインものを探し求めていたのでした。

alt

今年ついに出会ったのが、3RD CERAMICSのFURIN。
真っ白な無骨なデザインがなんとも私好み。
シンプルの極のようなデザインでありながら、存在感を放つ洗練さ。
その白は、インテリアの景色にスッとなじむような美しさ。

alt

チリンチリン～と涼しげな音を奏でるのは、無釉薬の磁器「ボーンチャイナ」でつくられた傘と、真鍮でつくられたリング状の舌。
傘の中で舌がやさしく当たり、美しい夏の音色を奏でます。

音の高さは、傘の形によってそれぞれ異なります。
・tatenaga(タテナガ)
・sankaku(サンカク)
・shikaku(シカク)
高い順。
好きな音色をお選びくださいね。
わが家は、tatenagaをセレクト。

alt

短冊の和紙も、吊り紐も。
こだわり抜かれた白と白。
同色であり異素材である素材たちの組み合わせが、白に奥行と上質さを生み出します。

alt

一点一点手づくりの3RD CERAMICSのFURINは、プレゼントにも最適。
友人の新築お祝いや、帰省の際の贈り物などに。
上品なボックスが、気遣いを感じさせます。

外の空気を吸って、FURINの音で気分をリセット。

もともと風鈴は、魔除けの意味から暮らしに取り入れられたものだそう。
窓際に吊るして、外から入る夏風を涼やかに感じられるように使われていたものですが、猛暑の現代ではエアコンをつけっぱなしにすることも多く、遠ざかってしまっていた存在かもしれませんね。
それなら！と、今の私たちの暮らしにぴったりな風鈴の使い方を探ってみたいなぁ…と思いました。

alt

エアコンの風の通り道に吊るしてみたり。

alt

窓際に吊るして、換気を促すようにしたり。
猛暑でエアコンをつけっぱなしになりがちな現代の暮らし。
窓を開けるタイミングを見失いそうになる真夏は、風鈴の助けを借り、換気を意識できるようになるといいですね。
涼やかな音色にうっとり。

alt

在宅ワークなどで家にこもって過ごしていると、外の暑さにも無頓着になってしまうけど、こうして時々気分を切り替えるきっかけも必要なはず。
深呼吸して、外の自然な空気をお腹いっぱい吸って、また新しい発想が生まれるといいですね。
ワークスペースから目に映る光景に癒される日々。
真っ白なFURINが、わが家のインテリアにスッとなじみます。

FURINでインテリアをつくる楽しみ。

FURINを飾る場所が決まったら、どうやってディスプレイするかを考えるのも楽しみの一つ。
DIYでインテリアをカスタマイズするのが好きなわが家では、天井にアンカーボルトで穴を開け、真鍮のバーを取り付けました。

alt

同じくS字フックも真鍮のものをセレクト。
FURINの舌と同じ真鍮素材で合わせることで、統一感を。

alt

この自分の〝好き″の集合体を眺めるのがしあわせな時。
インテリアのディスプレイをつくる時は、色の統一感を意識すると、モノがたくさんあってごちゃごちゃするイメージを拭うことができますよ。

alt

お気に入りのハンギングドライフラワーを一緒にディスプレイ。
同じ白の集合体ですが、素材の違う白を並べることで、のっぺりとした空間に奥行を生み出します。
こうしてインテリアがレベルアップしていくのが、暮らしの楽しみ。
毎日過ごす自分の家が、よりお気に入りになるように。
模様替えを積み重ね、新鮮な気持ちで楽しく過ごせるように工夫をしています。

alt