散らかるリビングの光景に疲れてしまっていませんか?
おうち時間が増え、片付けたいのにどこから片付けていいのかわからない。
家族が家にいる時間が増え、片付けるどころか散らかる一方。
何から手を付けていいのか分からず、途方に暮れる…という方が多いのでは?
そんな悩みを少しでも解決できればと、今回は本の収納ワザをご紹介したいと思います。
暮らしを見直すこれからの時代、まずはリビングに散らかっている本の収納場所を解決してみましょう。
本棚にこだわらなくても本は片付く。
本にはたくさんの種類があります。
料理本、マンガ、雑誌、小説、絵本…
せっかくきれいに本棚に収めていても、元の場所に戻されず、どんどんリビングに積み重なっていく本たち。
そんな光景が目につきませんか?
まずは、
使う場所に応じて本の収納場所をつくってあげることがポイントです。
例えば、料理本はキッチンの戸棚に。
雑誌はリビングのサイドテーブルに、いつでも手に取れるように。
子供たちが好きなマンガは、子供の遊び部屋に。
夜寝る前に読む本は、寝室に一時置き収納を。
こんなふうに、読む人が本を広げる場所で、出し入れをスムーズに行えるよう、動線を考えて収納場所をつくります。
わざわざ隣部屋の本棚に戻しに行くより、その場で片付けられる方がお片付けのハードルが下がるという仕組みに変えていくのです。
この方法は効果絶大なので、ぜひ試してみてくださいね。
収納場所をつくるといっても、本棚を買い足す必要はありません。
家具は大きくて、場所とお金がかかるもの。
なるべく家にあるもので工夫しながら収納場所をつくっていきましょう。
例えば、トートバッグやかごなどの
スクエア型のものを収納アイテムとして活用。
リビングにさりげなく置ける雑貨を活かして、そこに本を収納します。
インテリア雑貨のかわいさを最大限に利用し、本を隠しながら収納できるので、インテリアもレベルアップ。
本が暮らしに溶け込んでいくよう。
カテゴリーやサイズを合わせて収納する。
マンガ、雑誌、文庫本、単行本…。
本が散らかりやすいのは、おそらくこのサイズに原因があると思うのです。
本の大きさや高さを合わせて収納するだけで、ずいぶんと整った印象になるので、サイズ別に収納方法を分けてみましょう。
2つのサイズ違いのかごと木箱、トートバッグ。
木箱には文庫本を。
トートバッグにはゲームの攻略本を収納しています。
かごの小さい方には、単行本の図鑑を。
シリーズで集めている本などは、ここにひとまとめに収めてます。
本棚を利用していた時は、この背表紙をどうやって隠そうかと苦戦していましたが、上から見下ろすだけで読みたい本が見つけられるこの収納は、子供たちにも好評。
身長に関係なく、興味が湧いた月齢のタイミングで手に取れるというメリットも実感しています。
かごの大きい方には、A4サイズの子供用の雑誌や、コレクションファイルを収納しています。
ギラギラとしたカラフル表紙も隠せる安心感。
本棚のようにたくさん入らないかごは、
いっぱいになったら数を減らすというきっかけづくりにも。
本が窮屈になるのはNG!収納は余白を大切に。
本が窮屈そうに並ぶのは、片付ける気になれず、悪循環を招きます。
ぎゅうぎゅうに収まっているところに、大切な本を収める気にはなりませんものね。
本収納には、いつも余白をつくっておくことが重要です。
間に仕切りを置いて、本が倒れるのを防止。
ブックスタンドやボックスなどを使えば、より出し入れがスムーズに。
余白を保ち、本を片付けるアクションを簡単にしておくことで、みんなが気持ちよくお片付けできる環境を。
余白を保つためには、時々要らなくなった本を手放すことも大切なこと。
本が窮屈そうに見えたら、間引く。
これを繰り返すことで、本をたくさん持ちすぎることを防ぎ、必要な情報だけに囲まれる暮らしを維持することに繋がります。
この機会に、持っている本と向き合ってみるのもいいですね。
ぜひ本の収納を見直してみてください。