暮らしに花があると、それだけで気持ちが柔らかくなるもの。
たとえ立派なものじゃなくても、視界の隅っこにあるだけで和み効果は十分。部屋の雰囲気アップにも役立ちます。
そこで今回ご紹介したいのが、
ちょこんと小ぶりな北欧風のフラワーベース。
ダイニングテーブルにさりげなく。
シェルフの空きスペースに。
飾り棚の脇役に。
「ちょっとグリーンが欲しいな」という時に、このコンパクトで素朴な佇まいがとっても重宝するんです。
「花のある暮らし」はつまづきやすい
わたしが暮らしに花を取り入れるようになって直面したのが、こんな悩み。
「どんな花を選べばいいか分からない」
「生け方が分からない」
「センスに自信がない」
頭を悩ませながら花を生けるのも面白いのですが、やるべきことに追われる日々では時間がなかなか取れません。かといって、お店で売ってるブーケやアレンジメントはお高いし、、。そうこうしているうちに、せっかくはじめた花のある暮らしがフェードアウトしてしまう。
だけどこれ、フラワーベースの選び方ひとつで、ガラッと解決できたんです。
無造作が絵になる小さめサイズ
「もっと気軽に花を飾りたい」という気持ちから行きついたのは、小さめの花器を使うこと。それなら花をたくさん用意する必要がなく、本数が少ないから小難しい技術が不要。初心者でも挿すだけでサマなるので、センスを発揮する間もありません。
今回ご紹介する「北欧風フラワーベース」も、そんな使い勝手のいい大きさ。お花を数本生ければ、それで満たされるサイズ感です。
首元がキュッと細くなっているおかげで花が自然と立ちあがり、生ける時はサッサッと無造作に挿すだけでいい雰囲気に。
さらに、小さいので食卓、玄関、シェルフなど様々な場所に飾ることができ、気分や季節のインテリアに合わせたコーディネートが自由自在。賑やかさを出したい時は、手持ちの花器と組み合わせるという楽しみ方もできます。
アレンジ上手な北欧風デザイン。
そしてこの花器が使いやすいもうひとつの理由に、「北欧風デザイン」があります。
縦に入ったプリーツがさりげないアクセントになって、程よい存在感を発揮。表情に素地の気配が残っており、土ものならではのあたたかみも感じられます。
生まれは長崎の波佐見焼という純日本製ですが、素朴な佇まいのおかげで生ける花の種類も飾る場所も選びません。
だからある日は、来客をお迎えするための雰囲気作りに。またある日は、殺風景な窓際のイメージチェンジに。
お正月はこんな風にして玄関に飾っていました。
▲和の花材と合わせてもモダンに仕上がります。
カラーは全部で3種類。わたしは「ホワイト」を選びましたが、すでに白い花器をお持ちの方なら、「ピンクベージュ」や「ブルー」も温かみがあって使いやすそう。
気持ちも新たに、花のある暮らしをはじめよう
おうちで過ごす時間が長くなったからこそ、暮らしに花を取り入れて、家の中をもっと心地よく、もっと和やかな空間に。
年が明け、何か新しいことをはじめたくなる今の時期。北欧風フラワーベースで、簡単、気軽に、花のある暮らしを習慣づけてみませんか。
【ご紹介したアイテム】
優しいカラーリングとフォルムがまるで北欧を思わせる陶器のフラワーベース。実は長崎の波佐見焼生まれの本格派。花のある暮らしを手軽に楽しめます。
⇒北欧風デザイン 陶器のフラワーベース