気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【連載】「整理収納アドバイザーのお片付けノート 」紙もの整理のコツ<後編>

【連載】「整理収納アドバイザーのお片付けノート 」紙もの整理のコツ<後編>

学校からのプリント、ポストに投函されるDM、レシートに買い物明細書…と、毎日家の中に入ってくる紙ものの数々。
暮らしで生じる紙ものの管理がうまくいかず、悩んでいませんか?
古くなったDMや必要のないプリントが溢れると、何が何だかわからなくなり、どんどん手付かずになってしまいます。
情報は流れていくもの。
上手に情報を管理することで、頭の中も、暮らしの中も、スッキリします。
後編の今回は、前編で手元に残った紙ものの保管方法をお伝えしますね。

【連載】「整理収納アドバイザーのお片付けノート 」紙もの整理のコツ<前編>


暮らしの中にも情報の保管場所をつくる


紙ものの整理(=捨てること)をして残ったものに、収納スペースを与えます。
オフィスに情報の管理場所があるように、暮らしにも必要。
家のことも育児のことも、夫婦で共有している方がずっと協力体制が整います。
どこに何があるかわからない状態だと、協力することも、してもらうことも、お互いにハードルが高くなってしまいますが、2人で共有できるようになると家族は無敵!
家族との生活がスムーズに運営できるよう、情報は夫婦で共有できるといいですよね。
必要な情報は、分かりやすくフォルダごとに分けておくと他の人にも分かりやすくなりますよ。

alt

○お金のこと
○家のこと
○子供のこと
○健康のこと
○地域のこと

こんなふうに暮らしに必要な情報を分かりやすくカテゴリー分けします。

alt

カテゴリー分けした書類はさらに、案件ごとにA4クリアファイルに。
中が透けて見えるクリアファイルは、分類しながら中に何が入っているか一目でわかる便利アイテム。
絵柄が付いているものより、作業が効率化されます。
これは仕事に限らず、暮らしにおいても大切なことなんです。

alt

カテゴリーを分かりやすくラベリングしておけば、まるでオフィスのように誰が見ても分かりやすい収納に。
夫婦で暮らしを円滑に運営していけるように。



学校や習い事のプリントは保存期間で分ける


年度のはじめに学校から配られる大量のプリント!
学校規定や手引きなど、控えておかなければいけないものもあれば、流動的に毎月配られるものがあります。

学校プリントには大きく2つに分けることができます。

alt


○年度末まで1年間保管するもの

学校規定や手引きなどは、言い換えれば学校の説明書。
困った時にいつでも手に取れるように、卒業まで大切にファイルに保管しておきましょう。

alt

わが家はこのファイルに「こどものことファイル」と命名。
学校のこと、幼稚園のこと、習い事のこと。
子供たちがお世話になっている場所での必要なものごとはこの1冊で管理。
新しい年度に、新しいプリントが配られたら差し替えるだけで、また1年を円滑に送られる安心のファイル。
それ以降プリントに振り回されることはありません。

ファイルは途中ページにも挿し込めるよう、リング式のものがおすすめですよ。

alt


○月末まで1ヶ月保管するもの

月のはじめに配られる、学校だよりや行事予定表などは、人別にクリアファイルに管理します。
ここでもA4クリアファイルが便利。
小学6年生と3年生、年中さんの3人それぞれ別々の予定をわかりやすく管理するために、別々のクリアファイルに保管。
直近の行事のお知らせを一番上にし、クリアファイルに挟んだまま、まるで透視するかのようにチェック。

alt

子供たちそれぞれにパーソナルカラーを決めているわが家。
長男はグリーン、次男はブルー、三男はイエロー。
それぞれのプリントの重要事項に、それぞれのカラーの蛍光ペンでマーキングします。

alt

そうすれば、クリアファイルに挟んだままでも、一目で誰のプリントか分かる安心感。
また、その詳細についても効率的にチェックできるという仕組みです。

翌月新しいプリントをもらったら、古いプリントは処分。
こうして情報をうまく流動させ、手元の情報を必要な分だけに絞っていきます。
不要な情報まで持っていたら、頭の中の引き出しまで散らかってしまうから。
頭の中も、暮らしの中も、必要な情報だけを整えて、すっきり過ごしていきたいですね。


コラムトップ

こちらのコラムも一緒に読まれています

こちらの商品も一緒に見られています