家事を「いつも通り」にやることが、冬場はどれだけ大変か。
「冷たい」「乾かない」「汚れが落ちない」などなど、モチベーションが下がるようなことばかり。かといって放り出してしまうわけにもいかず、面倒だな~と思いながらも、やらないといけないのがツライところです。
そこで今回は、冬の掃除・洗濯・料理をラクにするアイデアをご紹介。
ちょっと肩の力を抜いて、自分に優しい方法を探してみませんか。
【掃除】計画的に効率よく終わらせて
拭き掃除は軍手で
ビニール手袋の上に軍手を重ねて装着し、その状態で気になるところをフキフキ。指先の感覚を生かしながら掃除できるので細かなところまでピカピカに。寒さからも洗剤からも手を守りつつ、気持ちよく掃除できます。
入浴剤の代わりに重曹
キンと冷え切ったお風呂場の掃除は、想像しただけで憂鬱、、。
そこで試したいのが、美肌ケアをしながら残り湯で掃除までできる「重曹風呂」です。作り方は湯船に大さじ1~3杯の重曹を入れるだけ。入浴のついでにお風呂掃除ができ、寒さ知らずで浴室のキレイを保てます。
※肌に合わない人もいるので、はじめは少量の重曹でお試しくださいね。
大掃除は前もって
年末は寒さが厳しいだけでなく、何かと慌ただしい時期。そんな時にまとめて掃除するのは負担が大きすぎるので、少しずつ前倒しで済ませるのが◎。特に換気扇周りや窓掃除は、気温が下がり切る前の11月中に終わらせておくのがおすすめです。
【洗濯】干し方や洗い方の工夫を
冬場の洗濯は前日の夜に
洗濯は朝、というイメージがありますが、冬場は夜にする方が実は効率的。夜に部屋干ししておいて、朝になったら外に出す。前日から干しておくと寒い日でも夕方には乾きますし、外で作業する時間も短縮。さらに部屋干しの生乾き臭も気になりません。
脱水をいつもより長めに
脱水をいつもより2~3分長くするだけでも洗濯物がグッと乾きやすくなります。その際、乾いたバスタオルを一緒に入れるとさらに乾燥スピードがアップ。ただし脱水を長くするとシワになるので、デリケートな衣類は除けてくださいね。
干す順番を工夫する
干す時は、丈の長いものを外側に、短いものを内側にし、さらに薄手のものと厚手のものを交互に干すことで風通しが良くなります。また室内干しでは、サーキュレーターの風を真下から送ると効率的に乾かせます。
【料理】寒さと手荒れ対策がカギ
煮込みではなく保温調理を
じっくり煮込んだ料理はおいしいけれど、鍋のそばから離れられないのが難点。でも保温調理なら、一度熱したらあとは火を消してほったらかしでOK。そのまま別の用事に移れます。ただでさえ暖房で光熱費が増える時期。少しでも節約できたら嬉しいですよね。
卓上で調理できるメニューを増やす
鍋や焼肉など、卓上で調理するメニューなら用意が簡単。材料を切るだけなので寒いキッチンに立つ時間を短くでき、水に手が触れる機会も大幅減。しかもラクなのに手抜きに見えないと、嬉しいこと尽くしです。
手荒れ対策にワンプッシュ洗剤
冬の手に食器洗剤の原液は刺激が強いもの。そこでワンプッシュ洗剤の出番です。ボウルに洗剤をワンプッシュ入れ、上から水を勢いよく注ぐとモコモコ泡の洗剤液が作れます。その泡なら濃度が低く、洗った食器もすぐにすすげるので手肌への負担の軽減に。
いかがでしたか?
ちょっとした工夫や知恵で、家事はグッとラクになります。
「やらないと!」と無理して気を張るよりも、機嫌よく取り組める方がずっといい。冬の家事、楽しみながらできるようにしたいですね。