ソファ、チェア、スツール。
お部屋のインテリアをつくる時に、存在感が大きく出るのがこの椅子たち。
一言で椅子といっても、高さや座面、アームに目を付けて見れば、その種類は幅広いものです。
家族でゆったりとくつろぐソファ。
ダイニングテーブルを囲むダイニングチェア。
背もたれのないスツール。
例えば同じスツールでも、高さが違えば用途は変わるし、使う場所やシーンも変わってくる。
椅子は、人の暮らしの中で切り離せないアイテムなのです。
今日は私が見つけた便利なスタッキングスツールのお話。
家族が増え、家事量が増加したわが家が頼りにしているアイテムです。
“スタッキングスツール”の便利さ
9年前に家を新築した時に、わが家の顔となるスツールを買いました。
オープンな対面キッチンでカウンターに腰かけることができるように、少し背の高いカウンター用のスツールを2つ。
ここで私がごはんをつくっている間に、子供たちと対面しておしゃべりをする空間に。
横にはダイニング。
食事を作ったらここに食器を並べ、来客がある時はスツールを移動して、みんなでダイニングテーブルを囲めるように。
と、そんな動線を考えてつくったダイニングスペースの間取りでした。
ただ、実際に使ってみると、ダイニングテーブルはカウンターより少し低いことが発覚。
カウンタースツールとダイニングスツールとでは用途が違うことを知りました。
「邪魔にならないダイニング用のスツールもほしい!」
こうしてわが家のスツール探しが始まったのでした。
「artek(アルテック)」のような名品に憧れながらも、探していたのは手頃で買い足しやすいアイテム。
そんな理想が叶った「ラウンドスタッキングスツール」は、どんなお部屋のインテリアにさりげなくプラスしやすいシンプルなデザインです。
さらに魅力的なのは、スタッキングできるという収納面での機能性。
使わない時は部屋の片隅に、スツール1つ分のスペースで積み上げていくことができるスタッキングスツール。
シンプルなデザインだからこそ、積み重ねてある光景もインテリアの邪魔にならず。
まずは2つお迎えしたわが家ですが、これなら!と今後買い足していく楽しみを持つのでした。
座面の大きさは、大人もゆったりと腰かけられる35㎝。
高さ45㎝の背もたれのない座面と脚だけで作られたスツールは、暮らしのあらゆるシーンにぴったりな万能な高さ。
来客時に人がたくさん集まった時は、部屋の片隅から持ってきて席を追加。
決して大きくないわが家のダイニングテーブルですが、空いたスペースに付けたしできる省スペースさ。
これなら人数がたくさん集まっても、みんなで楽しい時間を過ごせます。
来客時の荷物置きにしてもいいなぁ。
棚としても使えるシンプルスツール
シンプルなデザインのスツールの便利なところは、棚のようにも使える万能さ。
お部屋のコーナーがちょっとさみしい時は、ドライフラワーを花器に添えて飾ってみるのも。
インテリアにちょっと余裕がある感じが、癒しを生み出します。
玄関には除菌コーナーに使うのもいいかも。
つい忘れそうになる動作も、おしゃれに演出すれば引き寄せられる不思議さ。
インテリアにはそんな効果があると思うのです。
来客にも嫌味のないディスプレイは、まるでお店のよう。
お部屋の壁に沿って2つ並べれば、まるでベンチのように腰かけるスペースにも。
北欧テイストの木のぬくもりを感じられるアイテムとしても佇み、家事の合間にちょっとひと休み…なんて時間も。
慌ただしい家事の合間にも、ゆったりとした時間を。
子供たちが大きくなるにつれて、どんどん増加する家事量。
時々自分がパンクしそうになる時に、家事の合間に自分の時間を持つよう心掛けています。
例えば、キッチンで煮込み料理を作る時のお供に読書を。
キッチンに「ラウンドスタッキングスツール」を持ってくれば、お料理中の読書スタイルが完成。
時間のかかるお料理に、自分の時間を見つけ出す工夫を。
こうした時間が、自分ときちんと向き合える充実した気持ちに。
最近、北欧ブランドのアイロン台を購入したわが家。
普段は立ったまま、気ままにアイロンに取り掛かるのですが、時々ゆっくりと黙々とアイロンしたい時は、「ラウンドスタッキングスツール」を持ち出して、ここに腰掛けます。
小さな子供がいると、アイロン掛けは危険な家事だったのですが、近ごろはゆったりとした気持ちで向き合えるようになって大満足。
慌ただしく家事量をこなすのが苦手な私ですが、大切にしている時間には、いつもスタッキングスツールが役立ってくれているのです。
【ご紹介したアイテム】
スタッキングできるシンプルな腰掛けスツール。
雑貨のような手軽さで買い足しができる、実用性満載の万能スツールです。
⇒ラウンドスタッキングスツール/&NE