外食を控えるようになってから、家でごはんを作る回数がグンと増えました。
ごはんの支度って、献立を決め、買い物に行き、調理して後片付けまで、とにかく時間が取られます。
ひとたびキッチンに立てば、子どもから「お腹すいた」のプレッシャー。
ごはんを食べ終わったらすぐに「次のごはんは何しよう?」
頭の中はずっとごはんのことばかり。そして1日中、何だか急かされている気分。
これはもう切実に、ごはんの支度を効率化しないと!
そこで今回は、日常をスムーズにまわすために、また自分の時間を確保するためにも、すぐにはじめられる効率化のアイデアをご紹介します。
ごはんの支度を簡単にする6つの工夫
1.まとめて下ごしらえ&冷凍保存
野菜は買ったらすぐに用途別にカットして冷凍庫へ。モノによっては下茹でも済ませておきます。お肉は下味をつけて冷凍庫へ。
これらをしておけば、あとは焼くだけ、煮るだけと調理の手間が省け、毎回の洗物も減らせます。
2.「切るだけ」メニューの活用
トマト、きゅうり、長いも、冷奴、練り物など、切っただけですぐに食べられる食材は、時短料理の救世主。冷蔵庫に常備しておけば、他の料理の煮込んでいる間、焼いている間にパパっと一品増やせられます。
3.作る品数を減らす
忙しい日の食卓は、ほぼ一汁一菜。主食にできるだけ多くの食材を使い、足りない栄養素を汁もので補えば、2品でも十分満足できます。
さらにもっと忙しい日は、栄養バランスを一食ではなく1日単位で見るようにすると、たとえ朝がパンだけでも、「昼と夜で調整すればいいか」と、ちょっとだけ気持ちの負担の軽減に。
4.グルーピング収納で出し入れを簡素化
グルーピング収納とは、同じタイミングで使うアイテムをひとまとめに収納すること。必要な時にサッと出せ、探す手間がかからず、片付けもカゴごと移動するだけで完了。
ごはんの支度でいえば、朝食セット、カトラリーセット、よく使う調味料セットなどを用意しておくと便利です。
5.食器洗いは順番を考えて
わが家のように食洗機がない家庭の場合、食器洗いは順番を意識するだけで時短が図れます。
基本は、【小さなもの→大きなもの】【汚れの軽いもの→油汚れ】という順番。そして洗ったお皿はタワーのように重ねて蛇口の下におくと、すすぎの水も時間も節約できます。
6.ウエスの活用
ウエスとは要らなくなった布をカットした、使い捨てできる布のこと。
コンロの油汚れや吹きこぼれ、鍋に付いたソースは、これでサッと拭いてゴミ箱へ。キッチンペーパーより丈夫で、雑巾より手軽。元々捨てるはずだった布なので思い切りよく使うことができ、掃除と洗い物の手間が大幅に減らせます。
こんな時だからこそ、家事力アップを図ろう
「効率化」の意識は自粛生活が終わった後も役に立ちますし、子どもの夏休み期間などでも通用するもの。
今回は必要に迫られてはじめましたが、家事力を上げるには良いタイミングだったかも、とも思います。
これで今まで通りの日常が戻ったら、心の余裕がたっぷりできているはず。
そんな未来の自分をイメージして、今の不自由さを乗り切っていこうと思います。