思いのほか長期戦となった自粛生活。
家族と長く過ごせるのは嬉しい反面、ストレスになることもあり、普段なら気晴らしにパッと出掛けるところが、それもできず。ただ家族と楽しい時間を過ごしたいだけなのに、それが案外むずかしい。
だけど、当初は戸惑ってばかりだったこの生活も、日を追うごとに、少しずつ良い方向に軌道修正ができてきました。
今回は、その変化のポイントとなった出来事についてお話したいと思います。
はじめは充実していた自粛生活だったけど、、
わが家の家族構成は、わたし、主人、娘(2歳)の3人。
わたしがテレワーク中心になり、主人は仕事が休みになったことで、家族揃っての自粛生活がスタートしました。
はじめこそ掃除や断捨離をしたり、親子クッキングだ!お家ピクニックだ!と張り切っていたものの、ひと通りやってしまうと、今度は次のアイデアが浮かばなくて時間を持て余すように。
そしてその頃には新鮮味が薄れ、家族内での遠慮が少しずつ減ってきました。
ブレない娘の頼もしさ
そんな時でもまったく動じないのが、2歳の娘。
非日常なんてどこ吹く風、「今を楽しむ」ことにかけては子どもに勝るものはないですよね。
最近の日課は、自宅の駐車場で摘んだ草花をパパにプレゼントすること。喜ぶパパ、その反応が嬉しい娘、2人のやりとりにほっこりするわたし。
娘のおかげで増える、家族の笑顔。
大人はあれこれ頭をひねっているけれど、家の中を明るくするのはそんなに難しいことじゃないんだなあ。
今は「楽しむことをがんばる」時
親子クッキングやお家ピクニックは盛り上がる反面、準備が大変だったり、お財布事情もあったりして、そう頻繁にはできません。
だからその隙間を、小さな楽しみで埋めていく。そうすれば、こまめにガス抜きができて、家庭の風通しが良くなります。
楽しみのタネは、意識して探せばいろいろと見つかるもの。
たとえば、野菜の切れ端で水耕栽培するリボベジ、フライパンサイズのハンバーグ、空のペットボトルでボーリングなど。わざわざ用意するのではなく、日常の延長でできることなら、こちらの負担も少なくすみます。
気が滅入りやすい時だからこそ、楽しむことをがんばらないといけない。
この自粛生活を通して、その大切さが身に沁みました。
▲アボカドの種につまようじを挿して水耕栽培。実験みたいでワクワク。
所要時間1分!バナナのイルカの作り方
冒頭の写真にあるバナナのイルカも、そんな日々のひとコマです。
このイルカ、手が込んでいるように見えてものすごく簡単なんですよ。
■用意するもの
・バナナ
・つまようじ、またはピック
・イチゴやブドウ(あれば)
■作り方
<1>バナナを半分にカット
<2>先端に切り込みを入れて口を作る
<3>目の部分をつまようじで突く(突いた部分が茶色く変色して目になります)
あとは盛り付けて完成です。
コーンフレーク以外にも、ヨーグルト、フルーツの盛り合わせなど、いろんなところから顔をのぞかせてみてください。
少しずつ日常が戻り始めましたが、元通りにはもうちょっと時間がかかりそう。だけどこの非日常もまた、普段できないことや気付かないことに目を向ける良い機会。
できるだけ前向きに受け止めて、明るく乗り越えていきたいですね。