近年の器ブームにまんまとハマってしまったこの頃。陶器市に足を運ぶこともしばしばです。悩んで悩んで選んだ作家さんのお皿は、使い勝手を重視してか、シンプルな無地のお皿ばかり。
シンプルなお皿に、美しく盛り付け出来れば良いのですが、そこまで料理上手ではないわたし。なかなか無地のお皿に“映える”魔法をかけることは難しく・・・
新しいタイプのお皿が欲しいな、と収納をみながら考えていたところ、SNSで目に留まったのはアラビアのパラテッシィ。
そうか柄のお皿だったんだ、うちの食卓に足りないのは!
しかし料理ができないくせに天邪鬼。
改めてお皿のラインナップをみて考えていたところ、
「あれ?・・・改めてみるとすごく素敵じゃない?」と思ったのが、今回ご紹介する白山陶器のブルームシリーズです。
400年近い歴史をもつ白山陶器
白山陶器さんは、400年近い歴史をもつ長崎県波佐見町で、伝統を受けつぐ波佐見焼の器を作る陶磁器メーカー。
「なにより使いやすく、生活の中になじむ」ということを大切に、時代を超えてスタンダードであり続ける器づくりをされています。
私と白山陶器との出会いは、雑貨に興味を持ち始めた20歳ころ。
日本六古窯の近くで生まれ育ちながら、某パン祭りのお皿を使うなど、まったく器に興味がなく。
ふと雑貨やさんで手にした器。裏を見ると「白山陶器」のキリっとしたロゴが。
その頃から、グッドデザインの商品を扱う雑貨屋さんでは、必ずというほど目にしていました。
まるで北欧デザイン?花のプレート
外側をクルリと囲うように柄の入った「リース」と、中央に柄の入った「ブーケ」の2種類があるブルームのプレート。
今回は料理を載せたときに周りが華やかなリースを2枚、買ってみました。
筆書きの植物をモチーフにした柄がとても素敵で、和なのにどこか北欧を感じるモダンなデザイン。
濃淡がでている瑠璃色の色合いに、少し深さのある形は上品な雰囲気にも。
こうみえて電子レンジも使えます
手にして感じるのは、波佐見焼のつるりとした感触。
特に洗う時の手触りは洗った後がとても爽快です。
「薄手なので慎重に取り扱わないと」と思ったのですが、そこは丈夫で扱いやすい磁器製。
電子レンジ・食洗機も使えて、普段づかいの器として重宝できます。
どんな料理にもあう
いざ使ってみて驚いたのが、どんな料理にも合わせやすいこと。
北欧調の模様がよいアクセントとなって、和洋中エスニックなど、ジャンルを問わず料理にあいます。
どんな料理も素敵にしてくれるので、いつもの3食入り焼きそばも、いつもと違った印象に。ちょっと深さがあるので、汁っけのあるカレーも安心です。
我が家ではお気に入りすぎて、朝昼晩、お茶タイム一日中登場する日も。
いつものおうちごはんもお皿が変わるだけで、とても新鮮な気持ちになります。
また気持ちだけでなくお皿の柄が映える盛り付けを工夫したり、ちょっとの意識でいつの間にか料理スキルもアップできるかも?
日本で長く愛された白山陶器。、
おばあちゃんになっても、末永く食卓で活躍してくれそうです。
器好きさんも、器デビューさんにもおススメしたいお皿です。
【ご紹介したアイテム】
北欧やアンティークを思わせるテイストで、和食も洋食もどちらにも対応します。
⇒白山陶器 ブルーム プレート M