以前友人が振る舞ってくれた手作り味噌のおいしさが忘れられず、「いつかわたしも」と思い続けて、早数年。
作ってみたい気持ちはあるものの、準備や手間の大変さにしり込みして、なかなか踏み切れませんでした。
そんな時にアンジェで登場したのが、
自宅でカンタン MISO KIT。
「材料も道具もセットになっていて、仕込み時間は最短30分?!」
ここまでお膳立てされているのなら、初心者のわたしでもなんとかなりそう。
2020年最初のチャレンジとして、味噌作り、やってみます!
MISO KITが初心者に優しい3つのワケ
自宅でカンタン MISO KITには、初めて味噌作りをする人でも作りやすく、失敗しにくい工夫がいっぱい。
<その1.大豆を煮なくていい>
通常1~2日かかる工程も、水煮大豆を使えば手間いらず。初心者にありがちなゆで加減で失敗するリスクもありません。
あ~、これは気がラク。
<その2.材料が必要な分だけ入っている>
1回使い切りの大豆、米麹、塩がセットになっているので計量不要で、材料を余らせて持て余すこともナシ。
出来上がりが約2.2kgというのも、お試しで作るにはちょうどいい量。
<その3.自分で用意するのはたったこれだけ>
□4Lサイズのフタ付き容器
□飲料水200ml
□1kgほどの重石(塩袋や水入りペットボトルでOK)
作業は基本的に付属のビニール袋で行います。
使い捨ての手袋もセットされているので、手荒れが気になる方やネイルをしている方でも安心。
いよいよ、味噌作りスタート!
味噌作りの工程はこの通り。
【1】下ごしらえ
【2】大豆をつぶす
【3】味噌玉を作る
【4】仕上げ
あれ?たったこれだけ?思ったより作業がシンプル。
ではさっそく始めてみます。
【1】まずは下ごしらえ
水煮大豆を軽く水洗いしてから水気をよく切ります。
そして水気を切っているあいだに、塩と米麹を混ぜて「塩切り麹」の用意を。
甘い香りがフワ~ッと漂ってきて「これが麹のニオイか!」と小さく感動。
【2】大豆をつぶす
量が多いので、まずめん棒で大雑把につぶしてから、残った粒を手のひらで押し込むようにつぶしました。
無心で黙々と。緩衝材をプチプチをつぶすような感覚。
最終的にはこのくらいのペースト状に。
【3】味噌玉を作る
塩麹と仕込み水を数回に分けて混ぜ込み、耳たぶくらいの固さに仕上げます。
できたものをおにぎりサイズに丸め、しっかり空気を抜きます。
これが噂の味噌玉かあ~!とテンションが上がる瞬間。
周囲に飛び散りやすいのでご注意を。
【4】仕上げ
詰めた味噌玉を、空気を抜くように手で押し込みます。
表面をならしてカビ防止の塩をふりかけたら、ラップをぴったり敷いて空気をシャットアウト。
容器についた余分な味噌の素を拭き取り、重石(塩袋)をのせてフタをすれば完成。
このまま風通しの良い涼しい場所で約6ヵ月寝かせます。
はじめての味噌作り、どうだった?
仕込みにかかった時間は約45分。
特に難しい作業もなく、想像以上にあっさり完成しました。
今回はひとりで作りましたが、誰かと一緒だとちょっとしたイベントになるし、熟成した味噌を食べ比べるのも楽しそう。
<気になったこと、感じたこと>
・大豆をつぶすのに時間をかけすぎた
この作業だけで費やした時間は30分。でも後の工程(麹を混ぜる時)でも残った粒をつぶせるので、そこまで時間をかけなくてもよかったかなという印象。
つぶす際は、めん棒やグラスなど道具を使う方が早くてラクです。
・容器の殺菌
長期保存するので、味噌を詰める前に容器を殺菌しておく方が安心です。
焼酎や食品用の殺菌スプレーがあるとベター。
・容器の大きさ
家に余っている3Lの容器があり、出来上がり量が2.2kgならこれでもいいかな?と思ったのですが、それだと重石を入れるスペースがない!容器はやっぱり4Lのものが必要でした。
冬は味噌を仕込む絶好のシーズン
冬は雑菌が少ないので失敗しにくく、発酵がゆっくり進むため味に深みが出るそう。
これを「寒仕込み」といい、1~2月の今の時期はまさに味噌作りの絶好のシーズン。
わたしが以前食べた手作り味噌は、大豆の風味や香りがしっかりと感じられるものでした。野菜スティックなどに直接つけて食べてもキツさがなく、市販のものにはないまろやかさにビックリ。
そんな優しいお味の味噌、わたしにも作れるかなあ。
半年後の熟成を、ワクワクしながら待ちたいと思います。
2020年01月12日
【ご紹介したアイテム】
材料が全て揃った状態で届き、作り方の説明書も付いているので、初心者さんでも安心です。
初心者でも簡単!手作り味噌キット「MISO KIT」/nutrth なとりす