無理は禁物、とはいうものの、どうしても頑張らないといけない場面ってありますよね。
年末年始なんて、まさにそう。
休み前は仕事の追い込み、いざ休みがはじまったら大掃除におせち作り、帰省の準備などやることがいっぱい。
そして休みが明けると今度は、日常モードになかなか戻れないということも。
やらないといけないのは分かっているのに動き出せない。
なかなかエンジンがかからない。
今回はそんな、ちょっと迷子になってしまったやる気を引き出す方法をご紹介します。
やる気は待っていても出てこない
この言葉、とても耳が痛いです。
今まで何度、気分が乗らないからといって後回しにしてきたことか、、。
そういう時はだいたい、タイムリミット近くになって慌てふためいて、もっと早くやればよかったと後悔するハメになるんですよね。
そもそもやる気とは一体何なのかというと、その正体は「ドーパミン」。
意欲を作ったり感じたりする脳内ホルモンです。
このドーパミン、勝手に出ることはなく、何か行動を起こすことで分泌されることが分かっています。
つまり、やる気を起こさせるには、さっさと動き出すのがいちばんの近道。
動き出すきっかけは何でもOK。意外と小さな糸口から、やる気は引き出せるんですよ。
やる気を引き出す5つのアイデア
<1.やりたくなる理由を探す>
「やらされている」と思うと億劫になるばかり。でも自分のやりたいことなら、腰が上がりやすくなるもの。
誰かのためではなく、自分のために。やり終えた後の嬉しいこと、楽しいことを想像してもいいですね。
<2.簡単なものから手をつける>
行動を起こすよりも面倒さが勝ってしまう時は、すぐに終えられる簡単なものから手をつけてみては?はじめる前は大きな山に見えても、小さく切り崩していけば案外サクサク進められるということも。
<3.とりあえず5分だけやってみる>
「5分やってみて、やっぱりダメなら今日はしない」という低めのハードルで、とりあえず5分間だけ集中する方法です。
やる気を起こすためのいちばんの壁が最初の5分。その壁を勢いでクリアするという作戦です。
<4.テンポの速いBGMをかける>
好きな音楽を聴くと楽しくなる、というのもドーパミンの影響なんだとか。それを利用して、自分から行動するのが難しい場合は、BGMでモチベーションを上げるのもひとつの手。
アップテンポの曲を選べば作業スピードも上がります。
<5.ご褒美を用意する>
最終手段にはなりますが、やっぱりこれは効きますよね。
買い物、癒し、グルメなど終わったあとのお楽しみを自分で用意して、そのためだけに頑張る。たとえささやかなご褒美でも、気持ちがグッと前向きになれます。
1年をバタバタで締めくくりたくないし、新しい年は清々しい気分で迎えたいもの。
実はわたしの目下の宿題が、親戚が集まる元旦の準備。よいしょ!と気合を入れて取り組まなければなりません。
年越しも新年もみんなで笑顔で過ごるよう、上手にやる気をコントロールしていきたいなと思う今日この頃です。