こんにちは。京都スタッフの大崎です。
近畿圏も先日やっと梅雨入り。例年に比べるとジメジメ率の低い、過ごしやすい6月でした。
仕事や子供の予定にてんやわんやだった春の日々がようやく落ち着いてきた先週末、
友人の紹介で
茅の輪(ちのわ)作りに参加することになりました!
茅の輪くぐりについては去年の今頃、コラムでもご紹介したのですが、
神社に置かれた茅の輪をくぐって無病息災を願う行事です。
全国的に見られる行事ですが、神社の多い京都では、いたるところで茅の輪を発見します・・!
今回お邪魔したのは平安神宮近くの「
満足稲荷神社(まんぞくいなりじんじゃ)」さん。
豊臣秀吉公が崇敬された由緒ある神社で、名前の由来も秀吉公が御加護を受け、満足感を得たところから名付けられたと伝えられています。
お昼すぎにお邪魔した時にはすでに、宮司さんや氏子さんの数名で作業しておられました。
あれこれ作るのが好きな息子もすぐに参加。
材料となる茅(ちがや)を束にして、円状に編み込んでいきます。
二重三重と編むたびに大きくなり、ある程度の強度ができたら完成!
完成した茅の輪を固定して飾り付けしますが、
神社によってデコレーションが違うので、茅の輪巡りをする際は要チェックです!
本番は6月30日の、
夏越の祓(なごしのはらえ)。
神社ごとに様々ですが、夕方から夏越の祓を執り行うところが多いようです。
お天気が良ければサイクリングがてら茅の輪めぐりができるのですが、今年は残念ながら京都は雨予報。。
コレと決めた本命神社の、夏越の祓に参加するのが良いかもしれません。
6月30日は、水無月を食べるのも忘れずに。
宮司さんが振る舞ってくださったご近所の老松堂さんの水無月、濃厚で絶品でした。