3月4月は卒業・入学のお祝いや、新しい仲間との親睦会などで、人の集まる機会が増える時期。
いざ自分がホストになると、料理に掃除に後片付けと、やることがいっぱい。
考えただけで気疲れしてしまう人は多いのではないでしょうか。
また逆におよばれした時に、任せっきりにしていいのか、お手伝いした方がいいのか、迷ってしまうこともありがちです。
せっかくなら、全員が気負いなく「楽しかった!」と思える時間にしたいもの。
そこで今回は、みんなが気疲れしないおもてなしについて考えます。
おもてなしする側がゆったり過ごすことの大切さ
わたしはどちらかというと、もてなし好きです。
ですがそれでも、自分がホストになると、終わった後に毎回疲れていました。
また時には、自分が動きすぎてゲストに気を使わせてしまうことも。
「よかれと思ってやっているけど、なんだか空回りしてる、、?」
そこで、おもてなしを少しカジュアルにして、自分もゆったり参加できるようにしてみたら、思った以上にいい感じ。
ホストであるわたしが楽しめば、周りも気兼ねなく楽しめるんですよね。
もちろんフォーマルなおもてなしでは通用しませんが、気の合う仲間との集まりなら、手を抜くくらいでちょうどいいんだと感じられた出来事でした。
おもてなしをラクにするためにやってみたこと
<掃除は最低限のことだけ>
掃除は、ひとまずみんなが使う「玄関・リビング・お手洗い」に絞って、それも目に付くところだけを整えます。
場所やポイントを決めて掃除することで、あれもこれもと大掛かりになるのを避けられ、短時間で掃除できるようになりました。
<料理は品数よりもボリューム重視>
集まる人数が多いとメニューを決めるのも大変です。
でも品数を増やさなくても、1品のボリュームがあればそれほど見劣りせず、普段の料理でも大皿にドドンと盛ることで豪華な雰囲気を演出できます。
もっと負担を減らすなら、持ち寄り形式にしたり、鍋や手巻き寿司といった作りながら食べられるメニューにして、みんなに参加してもらうという方法もあります。
<しつらえは優先順位をつけて>
お客様を招くにあたり、ホストとしてやるべきなのは、荷物とアウター類の置き場所の確保。
あとできればやっておきたいのが、家のニオイ対策(特に玄関まわり)と、夏場なら氷を多く用意しておくこと。
とりあえずこれらができていれば、当日に慌てることはありません。
それ以外の、たとえばお花を活けたり、家の中をデコレーションするのは、よほど余裕のある時だけにします。
<とにかくみんなを巻き込む>
当日は自分ひとりで頑張らず、とにかくみんなを巻き込む!これに尽きます。
お客様はたいてい「何かお手伝いできることはないかな?」と思ってくれているもの。
ですのでホストだからと抱え込まず、お願いできるところはどんどんお願いする。
相手にしても、ハッキリ指示を出してもらう方が動きやすく、結果的にお互いが気を遣わずに済むというメリットがあります。
<使い捨て容器を活用する>
後片付けを手早く済ませるために便利なのが、使い捨て容器です。
パーティーが終わったら、ザーッと集めて捨てるだけ。
今までなら、みんなが帰った後のシンクを見るのが憂鬱だったり、大量の食器と格闘してグッタリ、、ということもありましたが、その時間とストレスがまとめて解消できました。
おもてなしには、「表裏のない心でお客様を迎える」という意味合いがあるそうです。
それなら尚さら、自分が無理をせず、楽しく過ごすことが大切だなと感じます。
その場にいる全員が笑顔でいられる、そんな素敵なひとときを作りたいものですね。