早起きして家族のお弁当をこしらえるのって、けっこうな体力勝負。
朝が苦手な私は、台所がごちゃごちゃしていると、がんばれなくなってしまいます。
使いたいものがいつもの場所にきちんとしまってある台所は、取り掛かりも後片付けも早く、また、清潔感のある道具を使うのは気持ちがいいもの。
お弁当づくりに楽しく取り掛かれる仕組み、整えてみませんか?
「お弁当づくりの道具箱」
お弁当づくりが毎日の日課なら、お弁当箱をキッチンの使いやすい場所に収納しておくのがベスト。
わが家はキッチンの引き出しを、「お弁当づくりの道具箱」のように収納。
毎朝この引き出しを引けば、お弁当づくりのスイッチが入ります。
この大きな道具箱をジャンルごとにボックスで区切って、それぞれの道具に定位置を。
こうすると、片付ける時もごちゃごちゃしません。
お弁当袋もお箸セットもおしぼりケースも、お弁当づくりのための道具が勢ぞろい。
使い終わった後も、ここに全部収まる仕組み。
お弁当箱の形を揃える
末っ子の小さな幼稚園弁当と、夫のお弁当、行事がある時には小学生チームの長男と次男の分のお弁当をこしらえるわが家。
家族のお弁当箱は至ってシンプル。
重ねて2段にしたり、深さで量を調節したり、小さいものは大人のデザート用に使ったりと、子供も大人もみんなで同じものを使い回せるようにしています。
こうすると収納に無駄がなく、家族が多くて日替わりでイベントがあったとしても、臨機応変に対応できます。
お弁当箱は立てて収納すると、取り出しやすくたくさん収納できますよ。
ピックやカップはお気に入りのかごに
お弁当箱がシンプルな分、お弁当袋やピックは、子供たちに合わせて好きなものを。
細々したピックなどの小物は、衛生面も考慮して、汚れを寄せ付けない収納に。
家事の合間にお手製のピックを作ることがあるので、すぐに手が届く場所に置いておきたくて。
台所のお気に入りの場所に、お気に入りのかごに収めて特別扱いしています。
お気に入りのものに入っていると、モチベーションもUP。
プラスチック製のピックも使いますが、爪楊枝とマスキングテープで手作りしておくと、使い捨てできて、洗う手間が省けるので楽ちんです。
食べ終わったお弁当箱を手渡されたら、お弁当箱を洗えばいいだけ。
シリコンカップは洗う手間がかかって苦手なので、使いません。
忙しい夕方の自分を助けるひと手間。
水筒洗いの負担を減らす
小さい頃は、小さなかわいい水筒1つでよかったものが、今では学校用、部活用、と1人3つずつ!
なるべく省スペースで収めたいことと、家事の手間を省くことから、毎日使う水筒は、なるべくシンプルで持ち手がないもの、柄がないものを選んで、食洗機で洗うことにしています。
食洗機から上がったら、シンク下の引き出しへお片付け。
蓋を閉めて、次に使う時までスタンバイ。
手洗いした時は、このままシンク下の引き出しへ収めることができるように、収納ボックスを水切りかごの役割も果たせるように仕組みを変えました。
収納ボックスに布巾を敷いて、そのまま乾燥。
普段は使わない、部活の試合用の水筒や、ピクニック用の大きな水筒は、使用頻度が低いものなので、2軍アイテムとして別の場所に。
台所収納のあり方は、住む場所と暮らす人によって様々なのがおもしろいところ。
工夫次第で家事はきっと楽にすることができます。
お寝坊さんの朝も、収納一つで簡単にいくと、思わずガッツポーズ。
忙しい朝も、家族のためのお弁当づくりが楽しくスタートできればいいな、と思うのです。