忙しい中でも笑顔を作れたり、相手のことを思いやれたり。
心に余裕のある人って、とっても素敵に映ります。
わたしもあんな風になりたい!
年末年始は、大掃除に帰省の準備、お正月支度など、やることがいっぱい。
日常ですらバタバタしているのに、さらに予定や用事が増えて、バタバタせかせかしがちです。
そんな時にこそ、必要なのは「心の余裕」。
そこで今回は、周りにいる素敵な人をお手本に、心の余裕の作り方を探ってみたいと思います。
心に余裕を持ちたくても、現実はなかなか難しい!
家庭でも職場でも、心穏やかにゆったりと構えていたいと思ってはいても、実際は時間に追われれば慌てるし、予定が狂えばイライラもします。
「ダメだなあ」と後になって反省したところで、その時はもういっぱいいっぱいで、なかなか立て直すことができません。
その一方で、明らかにわたしより忙しい状況でも落ち着いていて、そればかりか周りに気遣いまでできる人だっています。
どんなに大変でも自分が振り回されない。
まさに、心に余裕がある人。
この差って、一体どこからくるんでしょう?
そう思って周りの素敵な人たちを見ていると、真似してみたいいくつかの共通点がありました。
素敵な人をお手本に、取り入れたい5つのこと
<1.忙しさを人のせいにしない>
「自分ばっかり」とか「あの人のためにやっている」という思いがあると、不満が溜まってしまいます。
だけど「自分がやりたくてやっている」ことなら、少しくらい大変でも苦にならないですよね。
心に余裕のある人は、その気持ちの切り替えがとっても上手。
人のせいにしないから状況を受け入れやすく、不要な感情を持て余すこともありません。
<2.いつも前向き。否定しない。>
たとえば、ミスをした時に落ち込むのではなく、反省して次に生かす。自分と違う意見が出たら、頭ごなしに否定せず、相手の意見に耳を傾ける。
自分に対しても人に対しても、否定的になると心を追い詰めるばかり。
良い面や未来に目を向けることが大切です。
<3.ひとりでがんばり過ぎない>
心に余裕のある人って、何でも要領よくこなしているように見えますが、実は適度に手を抜くこともしています。
一方でイライラ・せかせかする人は、あれもこれも抱えてがんばろうとしがち。
手に負えないと判断したら、いったん後回しにしたり、人に頼ったり。
やるべきことはきちんとやりつつも、執着しすぎない。
肩に入りすぎた力は、気付いた時にこまめに抜くことが必要だなと感じます。
<4.ちゃんと自分をいたわる>
どんなによくできた人でもいつも余裕があるわけではありません。
ただ、普通の人より自分のカラダや心の変化に敏感で、こまめにリフレッシュしているという違いがあります。
いくら意識を高く持っても、体調が悪いとうまくいかないのは当たり前。
睡眠時間を確保して、食事もしっかり摂る。自分をちゃんといわたっていれば、自然と心のキャパは広がるはず。
<5.笑顔を心掛ける>
笑顔には、それがたとえ作り笑顔であっても、気持ちを前向きにする力があるそうです。
「余裕がないな」と感じたら、笑顔を作ってみる。すると気持ちが落ち着いて、心に余裕が生まれる。余裕があるからまた笑顔になれる。
笑顔ひとつでこんなハッピーなスパイラルが生まれるなら、やってみる価値は大いにアリですよね。
気持ちを上手く整えられたら心を消耗しないで済みますし、周りとのコミュニケーションだって今よりスムーズにまわります。
忙しさは変えられなくても、自分の心がけ次第で穏やかに過ごすことはできるはず。
たとえ小さな変化でも、まずはできることからはじめてみませんか?