こんにちは。京都スタッフの大崎です。
八百万の神様が出雲大社に集まる神無月(出雲では神在月?)、息子のたっての希望で出雲へ二人旅にでかけました。(夫はお留守番)
京都から夜行バスに揺られること約8時間、、早朝6時に出雲に到着しました。
宿泊予定のホテルで朝食をとり、いざ、出雲大社へ。
テレビで見て以来息子の憧れだった大注連縄。間近で見ることができて、その大きさに感動!
早朝到着のおかげで混み合ってくる前に境内を回れたので、早朝の神聖な空気を感じることができて、とても清々しい気持ちになりました。
境内にはいなばの白ウザギになぞらえて、隠れウサギがたくさん。。
どこにいるのか探しながらふらふらと歩いていたので、気がつくともうお昼すぎでした。
早朝から活動していたのですでにヘトヘトでしたが、偶然近くで日本酒祭が開催されていたので、地酒をいくつか購入したのちホテルに戻り、出雲観光初日を終えました。
=============二日目:出西窯へ=============
二日目は、民藝の心を受け継ぐ、出西窯を訪れました。
出西窯(しゅっさいがま)
柳宗悦をはじめとする、民藝運動のメンバーに指示を仰ぎ、日常の中に「用の美」が息づく器を作り続けている窯元。
出西ブルーと呼ばれる独特の青い釉薬が人気です。
出西窯の工房は、なんと予約不要で見学自由。写真撮影もOKなんです。(職人さんを撮る時はお声がけが◎)
8歳の息子も、この大規模な工房には興味しんしんで、持参した虫眼鏡で観察したり、作業中の職人さんに何をしているのか聞いたりしていました。(贅沢な時間!)
作業中にお声がけをしても、皆さん穏やかに丁寧に答えてくださり、とても心地の良い空間でした。
京都には民藝運動の中心人物の一人、河井寛次郎が暮らし、作陶した工房(現在は記念館)がありますが、出西窯にはその空気と似た、上質で穏やかな空気が流れていました。
河井寛次郎(かわいかんじろう)
島根県出身の陶工。京都で暮らし、制作に励みました。
思想家の柳宗悦や陶芸家の濱田庄司らと共に、日常の暮らしに「用の美」を見出す「民藝運動」の中心を担ったことで知られています。
出西窯に流れる穏やかな空気、それがそのまま出雲の印象でした。
京都に戻った後、息子が宿題の日記帳に書いた一文は、「やさしい人がたくさんでうれしかったです。」
出会った人の優しさに気づけるようになったことに、成長を感じた旅となりました。
【今回の旅で活躍したアイテムをこっそりご紹介】
スタッフ大崎が愛してやまないこちら・・
「ブラレット」。
発売後購入してその楽さにやみつきになりました~♪ブラックもグレージュもヘビロテ中です。もちろん今回の旅にも着用&持参。8時間の夜行バスでも、着けたままらくちんに寝られました!!子供とガシガシ歩き回っても、一切肩がこりません。(あくまで個人の意見ですが・・)かさ張らないし、旅行には一枚は有ると便利~と感じました◎