節分が過ぎ、暦の上ではもう春ですね。
そんな今日は、春の食卓で使いたくなるテーブルウェアのお話。
アンジェでも人気の石川の窯元・九谷青窯さんのうつわをご紹介します。
■ 九谷青窯 期待の新しい作家さんたち
石川の人気の窯元・九谷青窯さん。
実力のある若手作家さんがどんどん入って、これからもますます楽しみな窯元さんです。
期待の新しい作家さんたちのうつわ。今日はおふたりの作家さんのうつわをご紹介しますね。
<横井佳乃(よこいよしの)さん>
大学卒業した後に陶芸教室で講師をされていたという横井佳乃さん。
その後京都で釉薬の勉強をし、今年4月に九谷青窯に入られたとおっしゃいます。
今は様々な手法を試せるのが楽しくて、ついつい手間を惜しまずうつわに手を入れ過ぎてしまうこともあるんだそうです。
手前のマグカップを彩るのは、古い着物の刺繍からインスピレーションを得たという菱形と松葉の模様。
料理に馴染みよい柄が、じわっと心にきます。
色とりどりのこちらは、「葉っぱいろいろ」。
様々な色と形の葉っぱがぐるりと囲んだプレートは、これからの季節の食卓に並べたくなる軽やかさです。
<堀畑蘭(ほりはたらん)さん>
九谷焼の学校を卒業されてその後デンマークへ留学、その後に入った九谷青窯が初めての職場だとおっしゃる堀畑蘭さん。
「誰かの一目ぼれになるような器作りをしていきたい」とそっとはにかんでおっしゃいます。
まるでご自身の可能性を探るかのように描かれる色絵たちは、慎ましくもどこか自由で朗らか。これからのご活躍も楽しみな作家さんです。
今回ご紹介する堀畑さんのうつわは、和の食卓によく似合いそうな泰山木の色絵のうつわたち。
ふっくらとした花びらの色の移ろいが趣のあるひとさら。
こちらは色とりどりの野菊が花咲くお茶碗。まるで堀畑さんの鼻歌が聞こえそうな、そんな朗らかなうつわです。
少しずつ揃えていきたい、作家さんのうつわたち。
はじめてのひとさらは、これからが楽しみなこんな九谷青窯の新しい作家さんのうつわたちはいかがですか?
【ご紹介したうつわたちはこちら】