気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【スタッフつれづれ】台湾うつわ旅
こんにちは、スタッフ宮城です。

小学校4年生の時に家族旅行で連れて行ってもらったことのある台湾。
哀しいかな、思い出といえば、ドライブの途中にバナナ畑で食べさせてもらったバナナがとっても甘くて美味しかったということだけなんです。
でも、オトナな今ならもっと台湾を味わうことができるかも?と思い、パスポートとバッグひとつ持ってふらりと台湾へ行ってきました。



■ おさんぽ手帖番外編 台湾うつわ旅 


豆皿市にあきいろ作家市に、POP UP SHOPの小さなうつわ市。
たくさんの窯元さんや作家さんと関わらせていただいて、私のうつわ好きもすっかり筋金入り。

台湾にも昔ながらのうつわの街があると聞いて、空港に到着した足でそのまま訪れてみましたよ。


【スタッフつれづれ】台湾うつわ旅


訪れたのは、台北から電車で30分ほどの「鶯歌」というエリア。
鶯歌の土が陶芸に適していたことや、窯が築きやすい丘陵地であったことなどから、今から200年以上も前に中国の陶工が移り住み、陶器の街として知られるようになったそう。
今では数々の窯元さんのほか、博物館や、陶芸教室、茶器などを扱うお店などが立ち並び、外国人観光客からローカルまで多くの人たちで賑わっています。


【スタッフつれづれ】台湾うつわ旅
左上:石畳の鶯歌陶瓷老街。どこかノスタルジックな雰囲気。
右上:ローカルの作家さんのうつわを扱うお店もちょこちょこと。
右下:迷いこんだ路地裏で、素敵な茶芸館を発見。
左下:作家さんものからキッチュな茶器まで揃うのが楽しいお土産屋さん。



茶器が欲しかった私は、いくつものお店を覗いた中から下の白い茶杯と同じものを2客購入。
購入したての時は真っ白な茶杯。
これでお茶を飲み使い続けることによって写真のように貫入に色が入り、黒いヒビが入ったような肌になるんだそうです。
うつわを育てるとはまさにこういうこと。自分だけの表情に仕上がっていく様子がまた愉しみになるうつわです。


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■ その後もぶらり台湾 美味しいものを探す旅へ 


【スタッフつれづれ】台湾うつわ旅


その後は先に台北に入っていた友人たちと合流!
台北から台南まで、電車に乗ってゆるりと美味しいものを探す旅へ。


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市場(台南)の素っ気ない建物の2階で見つけたカフェ。びっくりするくらい美味しいコーヒーが飲めるんだけど、お隣の囲いの中ではお爺ちゃんが大量の手作りからすみをあぶっていたりしてなんともシュール。ちなみにお安く譲ってくださいました~


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こちらの、1876年からやっているというレストランはローカルのおすすめ。コースで出てくる中式料理は優しく、身体にしみる美味しさ。(下4コマ写真・右上)200年ほど前のものをリノベーションしたという建物も趣があって素敵です。


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夜店のB級グルメから、駅弁や人で賑わう屋台のスイーツ。あちこちでうっかり食い倒れちゃう、食いしん坊にはたまらない台湾の食事情。
でも、使いまわしのレンゲやケースに突っ込まれたお箸など、わりとズボラな私でもついつい衛生が気になってしまうシーンも。

そんな時に活躍したのがこちら!


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ポーチに入れていた「ジェームズマーティン フレッシュサニタイザー 携帯用 30ml JAMES MARTIN 除菌用アルコール」。衛生面が気になる屋台のカトラリーなどはシュッ!ティッシュでふき取ってしまえば、あとは美味しい台湾グルメを堪能するばかり。このサイズは旅行先にも気軽に持って行けるし、何より店頭でシュッとしてても手元に隠れて仰々しくならないのが◎。堂々と除菌してるのも、なんだかお店の方に申し訳ないですものね。


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その後も台湾ぶらり旅。

映画関係の仕事をしている友人は何度か仕事でも台湾に来たことがあるという台湾通。
美味しいもの探検隊の合間に、映画「グリーンデスティニー」や「ブロークバックマウンテン」でも知られるアン・リー監督がよく通っていたという映画館へ連れて行ってもらいましたよ。

ひとり旅も好きだけど、家族や友人たちとの旅もまたいいもの。
またひとついい思い出ができました。


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■ おまけ 


茶器はセットで購入すべきだったかなぁ~と思っていたお買い物でしたが、個展でいただいてきた松尾直樹さんの酒器とも相性◎。早速阿里山烏龍茶で愉しむ昼下がりのティータイムです。


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= 文・写真 宮城 =

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