もうすぐお正月。
作り方も詰め方も難しそうな「おせち」だけれど、自分なりに楽しんでみたいと思っている方も多いはず。
そこで今年アンジェがおすすめしている、「お重おせち」「大皿おせち」「ワンプレートおせち」の3つのおせちの形。
。今日は1枚のプレートでおもてなしが仕上がる「ワンプレートおせち」をご紹介します。
人数が少ない食卓でとっておきのおもてなしを演出できるワンプレートおせちは、実は数日たってお重の中のおせちの種類が少なくなってきてしまった時にも大活躍するおせちの形。お片付けもラクラクというメリットもある、おせちの新定番の形です。
■ おせちのカタチ3・「ワンプレートおせち」
<プチテクニック1・1枚のプレートまとめる、ちょこちょこ「おせち」>
いわゆる銘々膳となるワンプレートおせち。大き目のプレートの上に、プレートの余白も大切にしながら1名分のおせちをちょこちょことのせていきます。種類が少なくなったおせちも、こうして少しずつ盛り付けるだけで上品なとびきりのおもてなしプレートに早変わり。
土台となるプレートは、シンプルな陶器のリム皿や木のお膳、スレートやガラスのプレートなどもおすすめですよ。
<プチテクニック2・豆皿使いで生まれるメリハリ>
ひとつのプレートの上にちょこちょこと何種類ものおせちをのせるのもいいけれど、プレートの上に豆皿を1枚~数枚置くことでメリハリが生まれます。
お正月のワンプレートおせちにはこんな縁起ものの豆皿もおすすめですよ。
立体的に盛り付けることで、豆皿効果とあわせて、まるで料亭のようなプレートに仕上がります。
<プチテクニック3・コーディネートには自然のものを>
コーディネートに取り入れるだけで、ぐっと見栄えが良くなるのは自然の葉やお花たち。
ハランの葉をプレートの上でうつわ代わりにしたり、南天の葉をおせちにそっと添えたりするだけで、上級者ワンプレートおせちが簡単に出来上がりますよ。
<プチテクニック4・遊び心を食卓に転がして>
1年の始まりの食卓には、思わず笑顔がこぼれる遊び心も忘れずに。
ワンプレートおせちのプレートの上に忍ばせたのは、だるま型のおみくじ。新しい年を親しい人と占って。
こちらも干支の戌のおみくじ。
アイキャッチとなって、プレートのお飾りとしても使えるアイテムですよ。
最近は小さなサイズも豊富に揃っているお飾り。このお正月は、人の集まる食卓にも、お正月のお飾りを飾りませんか?
ふと瞳に映り込む戌の表情に、新年から気持ちもほっこり。
小さな熊手はお正月にぴったりの縁起もの。
箸置きにしたり、畳んだナフキンの上にちょこんとのせたり、テーブルの上に置く花器の足元にお飾りとして置いたり、多くの楽しみ方があるアイテムですよ。
いかがでしたか?
「お重おせち」と「大皿おせち」と「ワンプレートおせち」。
3つの様々な「おせち」の形は、ライフスタイルやそのシチュエーションに合わせてできるものです。
ぜひ新しい年の始まりには、自分なりのスタイルでこんなおせちを楽しんでみませんか?
= 文・宮城 =