わさわさっと床から天井まで山積みになった、様々な形の木材サンプルたち。
まるで宝物がぎっしりと詰まったようなその小さな小部屋に入った瞬間、バイヤー平山と私はついつい「わぁ!」と声をもらしてしまいました。
ここは、輪島塗と呼ばれる漆器が有名な石川県輪島市で、漆器のベースを作る木地屋として約60年も続く「四十沢木材工芸(あいざわもくざいこうげい)」さん。
刳りもの(くりもの)、曲物(まげもの)など、様々な技術を用いてしっかりとした基礎となる木地を製造できる生地屋さんとして知られています。
また、手仕事も大切にしながら大型の木材乾燥器を開発したり工作機械を導入し、その品質を安定させることができるのも強みとしている生地屋さんです。
その四十沢木材工芸さんの小部屋に並ぶ様々なサンプルを見て私たち2人は大騒ぎ。
あんなの作りたい!こんなの作りたい!と次々にアイデアが浮かんできます。
■ そして、能登から届いたさくらの木のお盆
その四十沢木材工芸さんでお願いした、さくらの木のナチュラルな風合いを生かしたお盆が届きました。
サイズ違いで2タイプある木瓜型のお盆。
穏やかなラインとさくらの木の風合いが優し気で、おもてなしの際も大げさになり過ぎないのがポイントです。
<6寸サイズでできる、小さなプレート使い>
「四十沢木材工芸 桜の木 木瓜お盆 6寸」には、ひとり分のカップとうつわをのせてそのままサーブ。夜にはグラスとおつまみでおひとりさまプレートが出来上がります。
フラワーベースをちょこんとのせたり、アクセサリーや鍵を置いたりと空間作りのアイテムにもなりますよ。
<8寸サイズはおもてなしのお盆使いで>
「四十沢木材工芸 桜の木 木瓜お盆 8寸」は、少し小さめのお盆として。2-3人分の小さなうつわがのるこのサイズは、おもてなしのシーンで品よく活躍しますよ。
さくらの木のナチュラルな風合いのお盆は、使用していくうちに毛羽立ったり、表面が白くなってきてしまうことも。その際は、どのご家庭にもあるようなサラダオイルを布に付けて塗って下さいね。オリーブオイルはベタつきがちなので、サラッとしたサラダオイルがおすすめです。
どちらのサイズも数が少なめ。
気になる方はどうぞお早めに。
= 写真・中島・宮城 文・宮城 =
【ご紹介したアイテム】⇒四十沢木材工芸 桜の木 木瓜お盆 6寸 4,644円(税込)
⇒四十沢木材工芸 桜の木 木瓜お盆 8寸 6,264円(税込)