先日こちらでもご紹介させていただいた新しい形のコインランドリーを運営する、「FREDDY LECK sein WASCHSALON(フレディ・レック ウォッシュサロン)」。毎日の洗濯の時間や空間をもっと魅力的なものにする、遊び心に満ち溢れたブランドです。
実は、このフレディ・レック ウォッシュサロンを取りまとめる松延友記(まつのぶともき)さんは、洗濯ソムリエの資格をお持ちです。
今日はその松延友記さんに、明日からでもマネできる洗濯のコツについてお伺いしましょう!
■ フレディ・レック ウォッシュサロン松延さんに聞く洗濯のコツ・1 ワイシャツの襟・袖汚れをスッキリ洗うコツって?
自分のシャツやご主人のシャツ。
白いシャツこそ爽やかに着こなしたいのに、襟や袖の汚れが気になるということはありませんか?
今日はフレディ・レック ウォッシュサロンの人気アイテムでもある
「洗濯用石けん ガルザイフェ」と、
「ウォッシュサロン ランドリーブラシ」を使って、気になるワイシャツの襟や袖の汚れを自宅でスッキリ洗うコツをお伺いしました。
【1】
人肌ほどのぬるま湯に汚れたワイシャツを浸けます。
繊維の奥にお湯が浸透するまで約1分ほど。そうすることで皮脂が浮いてくるそうです。
汚れたシャツはできれば放置することなく、早め早めに洗う方がいいそうですよ。
【2】
ガルザイフェを回すようにして直接塗りこみます。
ガルザイフェはヨーロッパで130年も愛され続けている石鹸。動物のたんぱく質汚れに強いから、皮脂にもしっかりと効きますよ。
塗りこんだ後は、お湯につかないようにして1分ほどそのままに。繊維の奥までガルザイフェの成分が浸透するのを待ちましょう。
【3】
その後はランドリーブラシでブラッシングを。馬より硬いと言われる豚毛の弾力で、汚れをかき出すようにします。
こすると生地を傷めてしまうので要注意!
【4】
汚れをかき出したら、そのまま畳んでネットに入れて洗濯機で洗ってしまいましょう。
ガシガシと洗ってもいいような綿のシャツなどは粗い目のネットでも大丈夫ですが、繊細なドレスシャツなどは細かい目のネットがおすすめ。
洗濯機の中で洗剤がまざってしまっても問題ありません!
クリーニングだけではなかなか落ちないワイシャツの襟や袖の汚れも、こうしたひと手間だけで自宅でもすっきり落とすことができますよ。
■ フレディ・レック ウォッシュサロン松延さんに聞く洗濯のコツ・2 Tシャツを白く保つ方法って?
黄ばみがちな白いTシャツも、ちょっとしたテクニックでずいぶんと永く愛用できますよ。
襟汚れなどの部分的な皮脂の汚れは1でご紹介したテクニックが使えますが、全体的な汚れが気になる場合は浸け置きがおすすめです。
フレディ・レック ウォッシュサロン松延さん
「人肌ほどのぬるま湯を用意したら粉末洗剤を入れましょう。
液体洗剤は粉末タイプよりは多少洗浄力が落ちます。浸け置きには効果が高まる、粉末洗剤をいつもより多めに入れるのがコツですよ。」
浸ける時、Tシャツは裏返しにすること。汚れが気になる面を表にしましょう。少なくとも2-3時間は浸け置きしてから、通常の洗いをかけるといいそうですよ。
■ フレディ・レック ウォッシュサロン松延さんに聞く洗濯のコツ・3 靴下などの気になる匂いはどうするの?
洗濯で気になるのは汚れだけじゃありません。
靴下や繊維の奥に入り込んだ匂いなど、洗った後もなんとなく気になる・・・なんてことはありませんか?
そんな時に松延さんに教えてもらったのが、「重曹」。
最近話題のナチュラル洗剤は、匂いにも強いのが特徴です。汚れを落としたい時は洗剤を、匂いが気になる時は重曹を、と目的に応じて使い分けましょう。
【1】
匂いが気になる靴下などにも浸け置きは有効です。
人肌ほどのぬるま湯に対して多めに重曹を入れます。(10Lに対して大さじ3杯ほど)
【2】
汚れが気になる面を表にして。
裏返しにするのは、汗の汚れを落とすほかにも、色あせを防止する効果もあるんだとか。
【3】
しばらく浸けた後はもみ洗いを行います。その後はいつものように洗濯機に入れちゃいましょう。
【4】
こちらは泥汚れなどの頑固汚れが気になる場合。
頑固汚れに効くのは重曹ではなく粉末洗剤。浸け置きした後は、こうして
「ウォッシュボード」でしっかり洗うのがおすすめです。
目からウロコのお洗濯のコツ。
今回教えてもらった汚れの効果的な落とし方は、どなたでもご自宅でできる簡単なものです。
フレディ・レック ウォッシュサロン松延さんから教わったこんな方法で、大切なお洋服を永く愛用してみませんか?
< プロフィール >
松延友記(まつのぶともき)さん
「FREDDY LECK sein WASCHSALON TOKYO(フレディレック・ウォッシュサロントーキョー)」 のプロデューサー。
「洗濯ソムリエ」の資格も取得していて、洗濯の仕方や、アイロンのかけ方など、同サロン内のイベントやメディアなどでレクチャーをされています。
= 文・写真:宮城 =
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