「アンジェのSOBA-CHOCO市」が始まっています。
人気の窯元さんや作家さんの「そば猪口」を集めた「アンジェのSOBA-CHOCO市」。モダンなデザインのものから、可愛らしい色絵もの、また古くから愛されている民芸のものまで、見ていて楽しいラインナップでお届けしています。
実は生活の中であれこれ使えるそば猪口。ぜひこの機会にとっておきを見つけてくださいね。
■ そもそも「そば猪口」ってなぁに?
冷たいお蕎麦をいただく時に、お蕎麦をつゆにつけて「ずずずずずっ」とやるあれ。
その口径5-8cm前後の台形のうつわが蕎麦つゆを入れる「そば猪口」としてよく知られるようになったのは、実は江戸時代末期~明治時代に入ってからなんだそう。
それまではただ「猪口(ちょこ)」と呼ばれ、蕎麦を食べるうつわとしてではなく、お祝いの席などでの膳で和え物やお刺身などを盛る小鉢として使われていたという「そば猪口」。形や大きさがちょうどよく、現代の私たちの生活の中でもフリーカップとして大活躍しますよ。
■ そば猪口の使いみち1・湯呑みやコーヒーカップとして
口が広くて高さのあるそば猪口は、手のひらにおさめてお茶やコーヒーを飲むカップとしても使えます。手のひらから伝わる温もりに心までじんわり。
■ そば猪口の使いみち2・スープやおかずを入れて、汁椀や小鉢としても
スープを入れて朝のワンプレートに添えたり、野菜スティックなどを入れておつまみ皿にしたり、はたまたおかずを入れて小鉢代わりに使ったり。
深さのあるそば猪口は、入れるものを選びません。ゴロゴロっとした煮物から熱々のスープまで、ひとつあるだけで幾通りにも楽しめるそば猪口です。
■ そば猪口の使いみち2・デザートカップとして
アイスクリームを盛ったり、購入してきたデザートを移し替えたり。そば猪口はそんな時にも使えます。大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさのそば猪口は、おやつの時間や食後のデザートにもぴったりのサイズ感ですよ。
■ そば猪口の使いみち3・フラワーベースとしてお花を生けて
そば猪口は、その口に花首をかけてちょっとしたフラワーベースとしても使えます。また、お部屋にちょこちょこ置きたいサボテンや多肉植物用の小さな鉢としても!なかなかおしゃれな鉢が見つからないという方は、ぜひそば猪口を使ってみてくださいね。
(水はけ用の穴がないので、あまり水を必要としない植物向けですよ。)
用途を選ばないフリーカップ、「そば猪口」。
ぜひ「アンジェのSOBA-CHOCO市」でお気に入りを見つけてみてくださいね。
= 文:宮城 =
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