こんにちは。京都スタッフの大崎です。
前回の記事を書いてから、早数ヶ月。その間、息子の卒園・入学に追われ、気が付くと桜も散ってしまっていました…。(がーん)
小1の壁をよじ登る毎日ですが、やっと一息つけるようになった5月半ば、気分をリフレッシュしたくてサイクリングに出かけました。
■地元の人の普段使い、鴨川に寄り添う道。
桜の季節は人が押し寄せる鴨川ですが、ゴールデンウィークを過ぎた辺りから日常が戻ります。
そんな鴨川に寄り添うように、北から南へと続く、
川端通。
御所や貴船など新緑の見どころいっぱいの京都ですが、わざわざ名所へ足を運ばなくてもこの通り歩くだけで、新緑をたっぷり浴びることができるんです!
川端通(かわばたどおり)
京都市の南北の通りのひとつで、鴨川・高野川の東岸を走る道路。現在の形になったのが比較的新しい(1987年)通りです。春は満開の桜並木や新緑トンネル、秋は紅葉が楽しめます。
また、5月に入ると、京都の夏の風物詩である納涼床(川床)が並ぶ姿を見ることができます。
納涼床(川床)(のうりょうゆか・かわゆか)
二条から五条にかけて90軒ほどの店が並び、鴨川に渡した床の上で食事を楽しむことができます。現在では多国籍なお店や大衆的なチェーンなども増え(なんとスターバックス三条大橋店でも!)気軽に納涼床を楽しむことができます。
夜の納涼床が中心ですが、5月・9月は昼の納涼床も楽しめます。夜はちょっと手の届かないお店も、ランチだと気軽に行けちゃうかも?
■下がって上がって、鴨川デルタにゴールイン
ご存知ですか?鴨川デルタ。私が学生の頃は、三角州と呼んでいましたが。川端通はまだまだ続きますが、疲れてきたのでひとまずここをゴールとしました。
京都駅方面から川端通をどんどん北上していくと、鴨川デルタが見えてきます。鴨川になる前の賀茂川(読み方は同じですが違う川なのです)と高野川の合流地点。休日はファミリーや修学旅行生で賑やかですが、この日は平日でしたので、まったりモード。自転車を停め、近くのコーヒースタンドでコーヒーを買って一服。たくさんの緑を抜けて、いい空気を感じられた気がします。
(あ!トンビがすぐに狙ってくるので、ピクニックの際は頭上にお気を付けください)
京都も梅雨入り。これから祇園祭に向けてジメジメの天気が続きますが、梅雨の中休みを見つけて、街中のグリーンを楽しんでみませんか?
また、納涼床本番は梅雨明けからです。京都にお越しの際は、ぜひ一度体験してみてくださいね。
なんとも言えない風情がありますよ。
= 写真・文:大崎 =