こんにちは、宮城です。
雨の上がったこの週末は、長野県は松本まで特急スーパーあずさでひとっとび!
松本駅近くのあがたの森公園で行われた「クラフトフェアまつもと」までぶらり・・・というより、ひとりでわりと本気のおさんぽ。
次回のアンジェの陶器市に向けて、素敵な作家さんたちとの出会いを探してきましたよ。
■ 「クラフトフェアまつもと」って?
城下町として栄え、各地から集められた職人さんたちが多く住んでいた長野県松本市。戦後には民藝運動の舞台として多くの工芸品製作が行われたこの土地で、1985年に日本初の屋外クラフトイベントとして「クラフトフェアまつもと」は始まりました。
まわりの友人たちからも「すごい、すごい」とは聞いていた、クラフトフェアまつもと。
期待で胸が高鳴ります。
正門から続く、大きな大きなヒマラヤスギ並木。
その足元から作家さんたちのテントが立ち並び、初日の朝であるにも関わらず多くの人で賑わっていましたよ。
陶磁器の作家さんや、木工やガラスの作家さんに、テキスタイルやそのほかの素材の作家さんまで。
クラフトフェアまつもとには、全国から選ばれた作家さんたちだけが出店できるのだそうです。
こんな時は、知っている作家さんにご挨拶しながら、素敵な作家さんを見つけたらお声がけ。
作家さんたちはお忙しいので、こうしたイベントの時は話しかける隙間を見つけるのも大変!タイミングを逃して、テントの前をウロウロしちゃったりなんかして。わりと挙動不審な自分に、ついついツッコミを入れたくなります。
でも一緒にお取組みをさせていただく作家さんとの関係は、いきなりメールでご連絡するよりも、できればこうして直接お話するところから始めたいもの。今後もできるだけ足を使って、あちこちへお邪魔しようと思っています。
<フードも充実、森の中の食堂へ>
作家さんたちのテントが並ぶ中、もちろんお楽しみはフードのテント!
森の中で、淹れたてのコーヒーが飲めるコーヒースタンドから天然酵母のパン屋さん、はたまた地元のアジアン料理屋さんまで、いろんなジャンルのフードが楽しめますよ。
私が立ち寄ってみたのは、地元の農園のりんごジュース屋さん。
歩きくたびれた身体に、木陰でいただくりんごジュースがしみじみと優しい味わいです。
何やら楽しそうなのは飴細工のテント。
お姉さんの手によってどんどん形作られていく鳥の飴細工に、大人たちまでうっかり夢中に。
<ピクニック気分でのんびりと>
会場であるあがたの森公園はゆったりとしているから、作家さんのテントめぐり以外の楽しみ方もいっぱい。
芝生の上でゴロンとしたり、ヒマラヤスギ並木の木陰でごはんを食べたり、大きな空の下で思い思いに過ごせます。
池では子どもたちがパシャパシャ楽しそう!
こうしたイベントなら、小さなお子さまがいらっしゃる方でもご家族でのびのびと楽しめますね。
■ おまけ
近所のワイナリーめぐりもしたかったものの、今回は時間切れで断念。
ラベルがちょっぴりノスタルジックな信州ワインを持ち込んで、帰りのスーパーあずさの中でお疲れさまの乾杯!
ちなみに帰りの列車の中でもついついうっとり眺めちゃった今回の戦利品は、杉原万理江さんのうつわと一輪挿したち。他にも栗の木のコーヒーメジャースプーンとパンをいくつかお買い上げしちゃいましたよ。
「クラフトフェアまつもと」で出会った作家さんのうつわたちは、ひょっとしたら次回の陶器市でご紹介できるかも?ぜひ楽しみにしていてくださいね。
= 文・写真:宮城 =