冬を脱ぎ捨てるかのようにして、桜の蕾もほころび始めたこの季節。
うららかな気候に誘われて、なんだかお部屋も模様替えしたくなりませんか?
今日はそんな春の模様替え欲をあっという間に満たしてくれる、カンタン模様替えテクニックをご紹介します。
■ ファブリックパネルやアートパネルで叶える 春のカンタン模様替え
そこにあるだけで素っ気ないお部屋に彩りをもたらすファブリックパネルやアートパネル。
あれこれ家具の配置を変えたり大掛かりな模様替えをしなくても、ファブリックパネルやアートパネルを用意するだけでお部屋の雰囲気をぐっと変えることが可能です。
<飾り方・1>立てかける
冒頭写真は、テーブルの上で壁に対して立てかけた様子。壁に釘などを打つ必要もないから、賃貸の方でも大丈夫です。
小さなサイズのものでも様になるから、ビギナーさんも取り入れやすい方法ですよ。チェストやテーブルの上で試してみてくださいね。
<飾り方・2>床に置く
大き目のファブリックパネルやアートパネルなら、床に置くこんな方法も。床に視線が集まるから、お部屋が広く感じるという効果もありますよ。
パネルに入った色と同じ色のお花を生けると、お部屋のコーディネートにまとまりが出てきます。
<飾り方・3>壁にかける
壁にかける時には、大きなものをひとつかける方法の他に思いきっていくつかかけるこんな方法はいかがですか?
ちょっとした遊び心で、お部屋にリズムが生まれます。
(私も先日のDIYで作った春色マーブルのキャンバスを自宅の壁に飾ってみました。ファブリックパネルやキャンバスは軽いものも多いので画鋲でひっかけることもできますよ。)
同じ大きさのものを規則性を持ってかけたり、サイズの様々なパネルをランダムにかけてみたり、かけ方によって印象もずいぶんと変わってきます。下の図(1-4)のパネルの配置アイデアも参考に、ぜひご自宅の壁をキャンバスにして思い思いにパネルをかけてみてくださいね。
■ ファブリックパネルならではのテクニック!同じ生地のインテリア雑貨でお部屋をコーディネート
こちらは、インテリアコーディネーターの資格も持つスタッフ近郷の自宅のリビングの様子。
普段から
KINNAMARK(シナマーク) ファブリックパネル BJONBARSと合わせて、同じ生地で作られた
クッションカバー をコーディネートしています。
スタッフ近郷
「ファブリックパネルは日照時間が少なく、長い冬を家の中で豊かに過ごすために生まれた、北欧の知恵がつまったアイテム。季節やイベントに合わせて、柄や色を飾り変えたりして、楽しんでいます。
お部屋の雰囲気を変えたい時、カーテンやソファーなどの家具など大きなアイテムはなかなか気軽に替えるのは難しいですが、ファブリックパネルとクッションカバーでコーディネートするだけで簡単にお部屋の雰囲気を変えることができますよ。」
置くだけで気分が変わるだけでなく、ほかの雑貨とのコーディネートまで楽しめる「パネル使い」。
こんなカンタン模様替えで、春のおうち時間を楽しんでみませんか?
= 写真:近郷、宮城 文:宮城 =
【北欧系のファブリックパネルはこちらから。手軽に模様替えができますよ。】
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