結婚して1年半となるご主人と、マンションで2人暮らしをしているアンジェスタッフ・サトハナ。
ふたりの「こう暮らしたい」を詰め込んで、マンションの近くにあるご主人の実家の敷地内に現在ふたりの新しい住まいを建築中です。
ゼロから始まったサトハナ家のこだわりの家づくり。
注文住宅だからこその選択肢の多さに、迷ってしまうこともしばしばあるのでは?
レポート3回目となる今回は、たくさんの選択肢がある中でふたりがようやくたどり着いた間取りについてご紹介します。
■ 間取りについて 「譲れなかったこと」
白紙から間取りを考えるということは、改めて家族の「こう暮らしたい」を見直す作業が必要です。
でも注文住宅という自由度の高さのもとで「こう暮らしたい」が募る一方、予算や広さは限られているもの。
多くの選択肢の中から、ふたりが「譲れなかったこと」について聞いてみました。
開放感のあるリビング
「家族みんなが顔を合わせられる家にしたかったので、リビングをダイニングと2階を繋ぐ開放的な吹き抜けにし、 生活の動線となるよう階段を中央にしました。」
コミュニケーションが取りやすいキッチン
「料理を作りながらも家の様子を見ることができてコミュニケーションも取りやすく、また気軽にカウンターで軽食をとることができるカフェのカウンターのようなオープンなキッチンを目指しました。」
扉のないワークスペース
「ダンナさんは家で仕事をするのでワークスペースが必要です。でもこもって仕事をしがちなので、あえて扉をつけずにガラスの仕切りを用意する程度にして、空気の流れが良いスペースになるよう考えました。」
■ 間取りについて 「諦めたこと」
「譲れなかったこと」がある一方で「諦めたこと」があるのもまた事実。
収納
「部屋を広く感じれるように、最小限にしました。足りるかな?…という不安も無くはないですが、あるだけ不要な物も買ってしまうので今後は厳選して買い物しようと思っています。」
ふたりはこれからのモノ選びの心づもりをすることで解決策を見出した様子です。
ガラス越しに聞こえる「朝ごはんできたよー」の声と、カウンターに並べられた焼きたてのパンと淹れたてのコーヒーで朝食をとるふたりと。
そんなふたりが話している内容は、2階のホールで日向ぼっこしているネコの話題だったりなんかして。
間取りから見えてくる、ふたりの暮らし。
どんどん進むサトハナ家の家づくりは、またお届けします。
= 文・写真:宮城 =
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8月のサトハナ家。
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