スパイスの魅力について

知っているようで知らないスパイスのこと。そんなスパイスの 奥深い世界や、ノグチさんのこだわりについて伺いました。

スパイス名人のお祖母様の影響で、ノグチさんにとってスパイスは小さな頃から身近な存在。味わいを高めるだけでなく身体にも嬉しい効果のあるスパイスは、お祖母様のキッチンには欠かせない存在だったそうです。

辛い・刺激物といったイメージを持たれがちなスパイスですが、 実際の役割は大きく分けて「香りづけ、辛みづけ、色づけ」の3つ。 中でも「香り」は料理の深みや味わいを高める重要なポイントです。

それを熟知するノグチさんがスパイスをプロデュースし選んだ素材へのこだわりは 「ナチュラル、オーガニック」であること。 特にオーガニックのスパイスは他に比べて香りに甘さを含み、 より複雑で深みあるものになるのだそう。

この複雑で深い香りが味に大きく影響するというから、ノグチさんこだわりの 「インディアスパイス＆マサラカンパニー」が封をあけた瞬間エキゾチックな香りで 包み込み、できあがるカレーが絶品なのも納得です。

まずは、どのスパイスを
揃えたらいいの？

たくさん種類がある中で、何を揃えればいいのか迷いがちなスパイス。
初心者さんがまず手にとるべき「スタータースパイス」と、選びの方のコツを教わりました。

本格的なカレーも手軽に作ることができる「インディアスパイス＆マサラカンパニー」のスパイス。
スパイスカレーを作るなら、まずはカレーパウダー、クミンシード、ガラムマサラがあればOKです。

＜はじめてさんに＞

• 揚げ物の衣やお肉料理にも
• いつものカレーもインド風
• 塩とオイルでドレッシング完成

＜こだわり派さんに"＞

• 卵料理がエキゾチックに変身
• ターメリックライスライスに
• 様々な料理に辛味をプラス

基本のキーマカレーの作り方

はじめてさん向けのスパイスを揃えたら、チャレンジしやすいのが基本のキーマカレー。
スパイスがピリリと香るキーマーカレーは、暑い夏にもぴったりです。

レシピを見る

スパイスで作る
本格キーマカレー

材料

玉ねぎ	1個
挽肉	250g
ホールトマト缶	1缶
にんにく	ひとかけ
しょうが	ひとかけ
なたね油（サラダ油でも）	大さじ3
塩	小さじ1/2
■スパイス
クミンシード	小さじ1
カレーパウダー	大さじ2
ガラムマサラ	小さじ1

1. 

   

   玉ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにしておきます。
   フライパンを強い中火にかけ油を温めます。クミンシードを高めの温度でしっかり炒めます。（真っ黒にならなければOK）
   
   クミンシードがプチプチとしてきたら、中火のままニンニクとショウガを加えて炒めます。

2. 

   

   ニンニクの香りが立ってきたら、玉ねぎを加えてきつね色になるまで（強めの中火で）炒めます。
   
   15～20分程度炒めて、濃いきつね色になればOKです。

3. 

   

   挽肉を加えて炒めます。（合いびき肉を使用しましたが、鶏挽き肉でもOKです。）
   
   挽肉が茶色くパラパラになったら、カレーパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒めます。

4. 

   

   ホールトマト缶を加えます。 中～強火のままトマトの水分を飛ばしながら炒めます。
   塩を小さじ1/2、ガラムマサラ小さじ1を入れて炒め合わせたら完成です。
   
   お好みで夏野菜のソテーや、温泉卵をトッピングしても美味しく頂けます。

フレッシュトマトを使うとより酸味が広がり、サッパリとした味に仕上がります。お好みでアレンジをお楽しみください。