さて、いよいよ今年もあとわずか。年を越す前に、手放せるものは手放してスッキリしたいですよね。
だけど家の中には判断のつきにくいアイテムがたくさんあります。「これっていつ交換?」「この服しばらく着てないなあ」「割り箸で引き出しパンパン」などなど、かさばって仕方ないけれど、どれもまだ使えるから捨ててしまうのも悩ましい!
そんな時に知っていると役立つのが、モノの捨て時と交換時です。いる・いらないのジャッジがサクサクできるようになりますよ。
「もったいない」に区切りをつけよう
何かを手放そうとする時、待ったをかけるのが「もったいない」という気持ち。モノを大切にするのは良いことですが、過剰になるといつまで経っても部屋が片付きません。
その「もったいない」に区切りをつけるには、
「使用期限」と「必要数」を知ることがポイントになります。
よく「まだ使えるから」と壊れるまで使い続ける人がいますが、いくら壊れていなくても使い勝手が悪くなれば寿命ですし、必要以上に溜まれば使わない=捨てているのと同じこと。どちらも手放してOKです。
ただ、それでもやっぱり「もったいない」と感じるなら、無理はしなくて大丈夫。できるところから少しずつ、捨てやすいものから徐々にはじめてみてくださいね。
そうだったんだ!身の回りのモノの捨て時&交換時
生活用品
生活用品は本来の機能が果たせなくなった時が寿命です。見た目の印象に左右されることなく、使い勝手が悪くなったら交換するようにしましょう。
歯ブラシ
毛が開いたり、コシがなくなったら(交換の目安/1~1.5ヶ月)
タオル
ニオイが取れない、水を吸わなくなった、ゴワゴワする(交換の目安/週1~2回の洗濯で約半年)
スポンジ
泡立ちや水切れが悪い、変色、ボロボロ(交換の目安/3週間~1ヶ月)
衣類
衣類を手放す際は「もったいない」よりも「みっともない」に重きをおいて。また増えすぎた衣類は、出番の頻度で決めると手放したあとの後悔が少なくなります。
服
くたびれている、サイズや年齢が合わない、1年以上着ていない
※冠婚葬祭以外を一軍、二軍に分けて、二軍から減らしていくと◎
下着・靴下
見て分かる劣化、ニオイ残り、変形(交換の目安/半年~1年)
※「他の人から見たらどうか?」を基準にすると決めやすい
衣類は特に、もったいなさを感じやすいアイテムです。捨ててしまうのではなく、リサイクルやフリマを活用したり、防災セットにまわすなど、次の道を用意すると整理しやすくなりますよ。
自然と溜まるもの
収納スペースを決め、それ以上持たないようにすることで、増え続けるのを防ぎます。また気軽にもらわず、断る勇気を持つことも大切です。
割り箸や使い捨てカトラリー
必要数の目安は、家族の人数×2セット。つい多くもらってしまったら、すぐに使って役目を果たすことで、捨てる際の罪悪感を減らせます。
保冷剤
必要数の目安は、5~10個。とはいえ、入れておくと冷凍庫の省エネになるので、スペースに余裕があれば多めにあってもOKです。
化粧品サンプル
必要数の目安は、旅行用に1~2セット。消費期限がだいたい1年なので、残りはどんどん使っていきましょう。
今年の整理は今年のうちに。清々しい新年を迎えよう
不用品は定期的にチェックしないと、どんどん溜まっていくばかりです。年末はその良い機会。なんとなく使い続けているものも、あらためて見直してみると、普段とは違う気付きがあるはずです。大掃除の仕上げに、スッキリ整理して新年を清々しく迎えたいですね。