収納の少ないわが家にとって、大きくてかさばるフライパンは、片付けの相性が悪いアイテムです。
よく使うものだから、手に取りやすい場所に置きたい。
でもコンロに置きっぱなしは邪魔だし、見映えも悪い。
今はコンロ下のラックに片付けていますが、そこがベストとは言い難く、もう少しどうにかしたいなとずっと思っていました。
そんな時に目についたのが、このフライパンスタンドです。そうか、このスペースが収納に活用できたのか!ようやくスッキリおさまって、小さくガッツポーズしています。
目立たずスッキリ、まさにシンプル・イズ・ザベスト
一般的にフライパンスタンドというと、台下の引き出し用のものが多いですよね。でもこちらは、フライパンを見せ置きするためのアイテムです。
大きなフライパンを支えるにしては頼りなく感じるかもしれません。だけどこんなシンプルな形状でも、ワイヤーが程よく太くて重さもあり、安定感は◎。そしてこの小ささだからこそ、普段デッドスペースになっている場所を収納に活用することができるんです。
そう、ここ。コンロの周りの狭~いエリア。
ただでさえ、かさばるフライパン。スタンドが場所を取ってしまうと圧迫感がすごいことになりますが、このスタンドは本当に必要最低限の存在感です。狭い場所でもスッキリ置けますし、フライパンを使っていて何も置いていない時も悪目立ちしません。
2枚重ねOK、洗い物でも活躍します
サイズ違いを2枚重ねて立てられるのもポイントです。2枚でもグラつくことなく、しっかり支えてくれます。
いくつかフライパンを持っていますが、よく使うのは結局1つか2つ。それが手に取りやすい場所にあれば、調理の流れがグッとスムーズに。
またこちらのスタンドは、洗い終わったフライパンの一時置きでも活躍します。
▲フライパンのタテ置き・ヨコ置き、どちらにも対応しています
今までは水切りスペースがフライパンだけでいっぱいになっていましたが、スタンドを使えば横に食器が置ける!
フライパンは、ある程度水気がなくなったら、あとは定位置のコンロ奥に戻して自然乾燥させます。スタンドがコンパクトだから移動もラクラク。スムーズな動線で家事がはかどります。
どのくらい立てられる?いろいろ試してみました
スタンドの対応サイズは、直径18~28cm、深さ4~7cmのフライパンです。
これだけ幅広くカバーできるなら大抵のものは大丈夫そうですが、あわよくば、フタや鍋なんかも立てられたら嬉しいなあ~(特に洗い物の時!)と思ってしまいます。そこで、家にあるものを手当たり次第に試してみました。
24cmの鉄フライパン<○>
鉄フライパンは重さがありますが、安定して支えられます
深さ8cmの深型フライパン<△>
対応サイズを超えるフライパンは、やはり若干不安定に。でもヨコ置きすれば、水切りくらいなら何とかなりそう。(ただし、自己責任でお願いします。)
直径13cmのミルクパン<△~×>
前傾してさらに不安定な状態に。ヨコ置きで置けなくはないけれど、あまりおすすめできません。
フタ<×>
フライパンや中鍋のフタは、スタンドごと倒れます。写真のような小さなフタでも危なっかしいので、やめた方が無難です。
さりげないけれど、確かな便利さ
こういうワイヤータイプのスタンドというのは、まな板ラックなどで見知ったものなので、目新しさはあまり感じないかもしれません。だけどそれがフライパン用となると、意外と盲点というか、ありそうでないんですよね。
フライパンをサッと手に取れる。邪魔にならない。見た目がスッキリ。そして、洗い物でも重宝する。
さりげない存在ながら、使うたびに「ああ~、便利」と実感する日々。フライパンでコンロを占領されることなく、広々と調理できてとても快適です。
【ご紹介したアイテム】
キッチンの隙間にフライパンを立ててすっきり収納できるフライパンスタンドです。コンパクトなサイズでコンロ横のスペースにもフィット。フライパンを洗ったあとの一時置き場にも。
⇒フライパンを立てて置ける フライパンスタンド