気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「自分のことは後回し」がクセになっていませんか

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「自分のことは後回し」がクセになっていませんか

人には気配りするのに、自分に対しては適当になることってありますよね。

□自分より子どもが優先
□自分ひとりの食事は余り物で済ます
□誰も見ていないからと、適当なルームウェアでダラダラ
□今日は誰も来ないから、散らかったままでいいや

これらは全部、自分のことを後回しにしている状態です。誰かのためだったらできるのに、自分のためだとできない・やらない。もしこれがクセになっているなら、ちょっと立ち止まってみてください。

自分を後回しにすることは、自分を大切にしていないのと同じこと。自分のためにも、家族や周囲のためにも、ここでいったんリセットしましょう!


人にはしないのに自分だと許される?


自分を後回しにするというのは、わたし自身がまさにそのタイプ。特に子育てがはじまってからは、どうしても子どもを優先しないといけない場面が多く、その次が家族、最後が自分という生活が、当たり前になっていました。

その分、自分ひとりになった時の開放感たるや。人の目があるとできない手抜きや、だらしないことを、ついやってしまいます。

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「自分のことは後回し」がクセになっていませんか
▲昼食は、お惣菜を適当につまんで終わりという日もしばしば

それがリフレッシュになっているうちはいいんです。問題は、後回しが習慣化して「自分のことはその程度でいい」と無意識に思い込んでしまうこと。

たとえば来客に対して、気の抜けた服で出迎えたり、残りモノの食べ物を出したりしないですよね。お客様におもてなしをするのは、その人を大切に思っているから。では、雑に扱っている自分のことは?


自分を大切にしないといけない、その理由とは


【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「自分のことは後回し」がクセになっていませんか

自分のことを雑に済ますからといって、「自分を大切にしていない」に直結するわけではありません。

ただ、他者を優先する状況は、自分にガマンを強いている状況です。それが積み重なれば当然ストレスになりますし、次第に余裕がなくなって「いつもわたしばっかり」「こんなに頑張ってるのに」と周りに厳しくあたってしまう可能性が。

また、他者を優先してばかりいると、自分のやりたいことからどんどん遠ざかっていきます。そしてそのうち、自分が何をしたいのか分からなくなってしまう。

本来、優しい気持ちから自分を後回しにしていたのに、そのせいで自分らしさを見失い、周りとギスギスするのは間違っていますよね。


自分を大切にすれば、暮らしがポジティブになる


人は誰でも役割を持っています。「お母さんだから」「妻だから」「先輩だから」「委員だから」その役割が、自分を後回しにする理由になっていることは多いもの。でも、あるべき姿ばかり気にしていると、いちばん大事にしないといけない自分の気持ちが置いてけぼりになってしまいます。

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「自分のことは後回し」がクセになっていませんか

最近疲れているな、余裕がないなと感じたら、

◎自分がどうしたいかを意識する
◎自分ファーストな時間を少しでも作る
◎周りの目や常識にとらわれすぎない
◎時にはキッパリ断る

自分を大切にすることは、自分を守ることの第一歩です。そうして自分自身が満たされれば、周りに優しくできますし、周りからも優しさが返ってきます。

ささやかなことでも大丈夫。自分自身をもてなせば、毎日をもっとポジティブに過ごせるようになりますよ。


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