気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

【整理収納アドバイザーの引き算レッスン】キッチン用品の引き算

【整理収納アドバイザーの引き算レッスン】キッチン用品の引き算

こんにちは。
整理収納アドバイザーの佐々木奈美です。

家の中は、モノが増えやすい場所。
特にキッチンは、便利さを追求してモノが増えやすいのですよね。
一つモノを買うとそれに似たものがどんどん増えていき、同時に使いこなせていないモノも増えていることに気づきます。
引き算の力を鍛えて、必要なものを使いやすく整えた暮らしをしてみませんか?
忙しい日常から目を背けず、家の中のモノたちと向き合ってみましょう。
今回は、キッチン用品の引き算をお伝えします。


これ本当に必要?と疑う目を持つ。


まずは、大きなものから手をつけます。
私がキッチンの引き算で最初に取り掛かったのは、鍋やフライパンなどの大物調理器具。
カラフルな鍋を持っていたのですが、「高かったから」というだけで、あまり活用できていないのが現状でした。
その割に重くて、場所を取る…。
「これ本当に必要なのかな?」
「持っているから使わないと…って思ってるだけなんじゃないかな?」
と問いかけました。
思い切ってメルカリに売ってみると、新しい鍋を買う資金になり、今度は憧れの鍋を手に入れることができた、という経験があります。

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お気に入りのものが並ぶキッチンは居心地のいい場所となり、その鍋を使ってごはんをつくるのも楽しくなりました。
‟見えるところに置いてもかわいいもの“というのは、収納場所の選択肢を広げることにも繋がります。
キッチンの模様替えが楽しくなるモノ選びをするというのは、収納面においても可能性を広げることとなるのです。

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ボウルにも目を向けてみてください。
ボウルは大きくてかさばりやすい調理器具ですが、収納しやすいように形を揃えるだけで、重ねることができ、コンパクトにまとめることができます。
大きくスペースを取ってしまっていたものを1つにまとめられるようになるだけで、空いたスペースに他のアイテムを収めることができるのですから、向き合ってみる価値があると思いませんか?
同じ素材、同じ形に揃えるというのがポイントです。

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バットにも言えることです。
やってみると、仲間外れのボウルやバットが浮き上がってきますね。
今度はそれに目を向けて、本当に必要なのか?どうしてそれを使っているのか?と、持っている理由に目を向けます。
必要なければ「持たない暮らし」の方へ進むことができますし、必要ならそれをどう収めるかという道へ進むことができます。
また、収まるように形が揃うのものに変えるという手段も生まれるのです。


使わないキッチン消耗品を引き算する。


次は、小さなものに目を向けます。
例えば、溢れかえるキッチン消耗品。
「持っていたらいつか使うかも。」
という視点で持ち続けていると、いつまで減るタイミングを迎えることなく、逆にどんどん種類が増えていってしまうもの。

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それらに一つ一つの部屋をつくることにより、部屋を与えるほど必要なものなのかを問います。
そうすると、持っているだけで、実際は使っていないキッチン消耗品が浮かび上がってきます。
例えば、プラスチック製品のキッチン消耗品。
捨てるのがもったいないというだけで持っているものを、一度全部捨ててみてください。
そのもったいなさが、今後買わない覚悟に繋がります。
自分の暮らしに必要なものだけを持ち、収納する場所をつくってあげたいと思うものを大切にするようにしてみてくださいね。

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私の場合、色ものやプラスチック製品をなるべく省いていくという方法で、好きな景色をキープしています。
自分が持つものにルールを決めておくことで、自分の世界観が決まり、自然と買う機会も減ってくるのです。
モノ一つ一つと向き合うことは、ライフスタイルにも影響をもたらすということに気づいていただけるはず。
モノで溢れかえった引き出しに目を背けず、奥の方まで手を伸ばして、持っている理由に向き合ってみてくださいね。


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