気ままな暮らしの向こう側 日々のコラム

~伝統とモダン~ 今どきのライフスタイルに調和するお正月グッズ

~伝統とモダン~ 今どきのライフスタイルに調和するお正月グッズ

今年ももうあと少し。
師走の名の通り、いつもより日々が走り抜けるように過ぎゆくのを感じる毎日。そんな中で、つい後回しになってしまっているのがお正月を迎える準備です。
我が家は小さなマンションなので、伝統的な門松や大ぶりなお正月飾りなどにはちょっと不向き。さらに、フローリングでインテリアは洋風なので「和」のテイストをどう取り入れたらよいのか迷います。

暮らしのスタイルも多様化している今、きっと誰もがそれぞれに合ったお正月を迎えたいはず。
そんな中で見つけた、日本の伝統はそのままに、モダンなお正月グッズのご紹介です。


本物の実や葉がもつぬくもりが優しい‟しめ縄飾り”


しめ縄飾りは、家を清め、神様を祀る場所という神聖な意味をもつもの。玄関に飾ることで、災いが外から入ってくることを防ぐとも言われています。
大きさもデザインもいろいろなものがありますが、お家の顔といえる玄関にどんなものを選んだらよいのでしょうか。

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こちらは、ドライフラワー作家の花音(Kanon)さんによるアンジェ限定品。自然のものを使って、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。

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たっぷりのペッパーベリーや稲穂などの実物に、花々や水引をあしらった「しめ縄飾り」です。花や実は、新しく迎える一年が豊かで実りの多い年になるように、丸い円の形は良いご縁に恵まれるように、そんな願いが込められたもの。
自然の素材ならではの優しい印象なので、マンションの玄関にもそっと馴染んでくれます。

⇒ご紹介したアイテムはこちら
kanon×angers しめ縄飾り 16cm丸型 BOX入り


新年の澄んだ気持ちに…。美しい透明の‟鏡餅”


昔から神様が宿るとされ、神事には欠かす事の出来ない鏡。
丸い形のお餅を鏡に見立て、お迎えする年神様の居場所として祀られるものが「鏡餅」といわれています。
重ねたお餅は「円満に年を重ねる」という意味で、上に乗せる橙(だいだい)は「子孫代々続くように…」という願いを表している縁起の良いお正月飾りです。

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最近では、床の間や神棚がないというお宅も多いのですが、そんな中で、どこに飾ったら良いか迷う方も多いようです。
よく聞くお声としては、玄関やテレビ台の上などのスペースに飾るというもの。人の目に触れやすく、季節感や特別感を出しやすいからだそう。

そんなコンパクトなスペースでも飾れるこちらの鏡餅は、スタイリッシュで美しいガラス製の鏡餅。
このモダンな見た目とは裏腹に、使用しているのは日本伝統の素材で、橙(だいだい)には京都の正絹組紐を、台座には目の揃った奈良の吉野檜が用いられています。

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2つのお餅のうち、上の餅の底に描かれているのは水引の結びの模様。
覗き込むとガラスに浮かんでいるように見え、この鏡餅の魅力の一つになっています。
透明な鏡餅は、新年の澄んだ気持ちにぴったり。
この鏡餅を毎年飾れば、そのお家のお正月のシンボルになりますよ。

⇒ご紹介したアイテムはこちら
中川政七商店 ガラスの鏡餅飾り


彩り豊かなおせち料理が映える、艶やかな陶器の‟お重”


お正月にみんなでいただく「おせち料理」。
元々は、節句ごとに自然の恵みや収穫に感謝する神事で、お供えとして作られていた料理が始まりとされています。
そんな日本の伝統であるおせち料理をモダンに彩るお重のご紹介です。

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艶やかな陶器で作られたお重は、盛り付けられた料理をより瑞々しく、鮮やかに見せてくれます。
お重の内側には、小さな梅の花の模様が入っていて、食べ終えたあとにささやかな新春をアピールする遊び心も。

また、陶器だからこそ、塗りの漆器ほど取り扱いにあまり気を使うこともありません。
日持ちするおせち料理も、種類によっては冷蔵したいものあります。そんな時にもこちらのお重なら気軽に冷蔵庫に入れられますよ。

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常備菜を作って保存しておくのにも、重ねられて場所をとらないのが◎。お刺身などをアレンジしてのせても、お家で食べる「家弁当」のお皿としても、使い道はいろいろ。季節やシーンを問わず、一年を通して活躍してくれます。

⇒ご紹介したアイテムはこちら
studio m 梅紋 二段重/スタジオエム


「一年の計は元旦にあり」というからには、新しい年もきちんと迎えたい。
そう思いがちですが、力みすぎず、暮らしに合ったお好みのものを取り入れるのがちょうどよいのかもしれません。

とくに今年は年号も新しく生まれ変わった年。
新年には、「令和」最初のお正月としてこれまでの年にはない、新しいアイテムを添えて迎えたいと思います。


=文:N.Matsushita=
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