はじめまして。
整理収納アドバイザーのnami sasakiです。
私は3人の男の子のお母さんで、家で仕事をしています。
苦手なことは、ごちゃごちゃしたことと、掃除と、家事に追われること。
わが家の暮らしはというと、毎朝子供たちと一緒の時間に起き、送り出した後は少し出勤の遅い夫と家事をしながら子育てのことを話す。
夫が出勤してから掃除機をかけ、末っ子の子育ての合間を見ながら自分の仕事に取り掛かります。
3人の子育てに忙しい時間が夜まで続いて、ごはんを急いで作り、食べたらもう食器を洗う元気なんてありません(笑)
お風呂に入ったら、子供たちと寝落ちしてしまう毎日。
これが今の私の暮らし方。
小さな子供がいるので、決まったとおりにはいかないけれど、収納で時間をやりくりしながら、効率的に短い時間で家事をこなすのが好きです。
この「お片付けノート」は、読んでくださった方の忙しい日々がもっとラクになって、暮らしが楽しくなるヒントを綴っていけたらと思うのです。
第1回は私がとっても苦手な大掃除のこと。
「時間のかかる掃除が苦手なら、掃除が1アクションで済む工夫をすればいい」のです。
1. 大きな掃除をなくす暮らしづくりから
例えば、
・ラグは家で洗えるものにして、汚れたらその都度お洗濯する。
・家具は脚付きのものを選んで、掃除機が入る高さのものに。
・床の隅々まで毎日の掃除が行き渡るように、床置きをやめる。
・ベッドの下は、収納スペースとして頼らず、何も置かないようにしておく。
・埃がたまりやすいテレビボードの裏は、いつでも掃除機で埃を吸い込めるように、コードを宙に浮かせて結束バンドで固定し、整えておく。
こうした一つ一つの小さな工夫から、日常のお掃除がとてもシンプルになり、年末の大掃除を楽にしてくれます。
苦手な掃除をラクに済ませる工夫を見つけ、大掃除ゼロの暮らしをすることが、わが家の目標。
2. 小物や雑貨はたくさん飾りすぎないこと
家具の上や棚上は埃をためやすい場所なので、何も置かないルールを。
モノが出ていると、そこに埃を集めてしまうことになり、一つ一つのモノの埃を拭き取る作業は掃除を面倒にしてしまいます。
モノがなければ、埃をサッとひと拭きするだけで掃除が終了。
家具の上を空けておくと、余白ができてすっきりした印象に。
なるべく表にモノが出ないようにと心がけると、持つモノのキャパが決まってきます。
飾り棚やニッチには月ごとに変わる季節ものを。
一ヶ月の始まりにニッチの模様替えを。
月に一度、必ずひと拭きするきっかけづくりになります。
例えば、11月はクリスマスに向けて小さなツリーを。
12月にはサンタさん、1月は小さな鏡餅の飾り。
月ごとのイベントに合わせた飾り付けを楽しむこともできて、一石二鳥。
3. 冷蔵庫の上は埃受けにサランラップを
大掃除の度にストレスだったのが、冷蔵庫の上の汚れ。
たまった埃に油っぽさが加わっていて…、がんばれなくて見て見ぬふり(笑)
サランラップを大きく広げて、埃受けにして、数か月に1回ゴミ箱へポイ。
張り替えるだけでいいので、掃除するよりずっと簡単です。
わが家はあえてかごの置きスペースにして、出し入れの動きを与えることで、常に埃を気に掛けるタイミングを多く持つようにしています。
これは、子供たちのひいおじいちゃんから譲り受けた、大きな丸ざる。
たくさんいただいたお野菜を捌く時や、梅仕事の時などに使います。
かごを取る時に、サッとブラシで埃を掃う。
他にも、洗面台のミラーの上にもこの方法を活用しています。
「さぁ、掃除するぞ!」というよりは、
育児と家事の合間にちょっとだけ息抜きになるような「1アクション掃除」の方が、積み重ねやすい。
年末の自分を、ちょっとの工夫の積み重ねで助けてあげませんか。
来週は、インボックスを使った大掃除をラクにする方法。
おたのしみに。