首元にふわりと
花を咲かせるストール
暖かな陽気に包まれる季節、装いにふわりと花を添えるのは、工房織座のストール。
愛媛県今治の山間で作られ、職人のこだわりが詰まったこちらは、自分用としてはもちろん、大切な人へ「ありがとう」の気持ちを込めて贈りたい一品です。
カーネーションやパンジーから抽出した染料で染められ、その花の名前が付けられたストールは、優しい色彩と柔らかな風合いが魅力。身にまとえば顔回りを華やかに、春夏の装いに鮮やかな彩りを添えてくれます。
3種の糸をミックスさせた、こだわりの糸
3種の糸をミックスさせて杢糸にして、たて糸、よこ糸に織りあげています。
※「杢糸」とは、2種類以上の糸を撚り合わせた(ねじりあわせる)糸のこと。
1の糸、綿素材の「スラブ糸」太さが一定でなく、太い部分や細い部分がある糸のこと。たて糸、よこ糸ともに織ることで、糸が描く模様は、ひとつとして同じものはない、オリジナル模様になります。
2の糸、「杢調リネン」濃い色と淡い色が混ざったムラ感のある杢調リネン。マフラーに少しのハリ感と、きらめきを描いています。
3の糸、「ボタニカルオーガニック」カーネーションや、パンジーの花から抽出した染料で、優しい色合いに染めたオーガニックコットンです。
それぞれ特徴の異なる個性的な糸をミックスさせることで、色合いに深みを出し、肌馴染みの良い質感に仕上げています。
春夏らしい爽やかな透け感
たて糸とよこ糸を交互に浮き沈みさせて織る、最もベーシックな多重平織り。フラットな生地に仕上がり、丈夫で摩擦に強いのが特徴です。
軽やかな透け感と、ほんの少しのハリ感が、春夏らしく爽やかな装いに仕立ててくれます。
ギフトボックス入りでお届けします
工房織座の刻印が入った、白い貼り箱に入ってお届けします。品が漂う貼り箱は、大切な人への想いが伝わる贈り物に。
心地よく使うための、お手入れ方法
中性洗剤を使って優しく手洗いをした後、洗濯ネットに入れて20~30秒程脱水をし、形を整えた状態で陰干しをしてください。
目寄れが発生した場合、指先でやさしく伸ばすように整えてください。
お花で染めた、やさしい彩り
カーネーションカーネーションの花で染めた一品。優しいピンクや白がコーデを彩り、柔らかな甘さを感じるカラーです。
パンジーパンジーの花で染めた一品。淡いパープルとホワイトが交じり合ったカラー。爽やかさもありながら、落ち着いた印象にコーデをまとめてくれます。
「今治山間に響きわたる、変わらないシャトルの音」愛媛県今治市の山間にある玉川町鬼原。
工房織座は、その自然豊かな土地で、今治の綿織物の歴史を継承しながら、新しい織りや形のアイデアを生み出し、現代の暮らしに寄り添う織物を創り続けています。
現代の革新織機では表現できない「織り」のアイデアを可能にするため、工房織座の職人は大正・昭和時代のシャトル織機を探し集め、復元。オリジナルに改造を施し、唯一無二の「着尺一列機」を造り上げました。
その織機はゆっくりと独創的な模様を描き、無縫製で形を作り上げます。時代を巻き戻したかのようなレトロな工房と恵まれた自然、そして素朴な暮らしの中から感化されて生まれた巻物は、
懐かしくもあたたたかみのある風合いと質感を持ち、首元に馴染みます。