古き新しき文化と暮らす
水引の行事飾り
桃の節句や端午の節句、節分やお月見などの伝統的な行事。家族のイベントとしても、今なお多くの人が大切にしています。けれど、核家族化が進んだ現代のライフスタイルでは、昔ながらの飾りつけや豆まきが難しい場合も。
水引手仕事ブランド「hare」から届いた水引のフレームは、雛人形や兜飾りの節句や、節分、お月見などの日本の行事を水引で表現した飾り。文庫本くらいのサイズ感のため、リビングやお子様のお部屋に気軽に飾っていただけます。
秋のテーマは『お月見飾り』
日本古来より続く月を愛でる風習「お月見」。
十五夜である中秋の名月に、収穫の喜びを人々と分かち合う行事とされています。
今回新たに登場した「お月見」では、月に住んでいると伝承される「うさぎ」、神様の依り代と考えられていた「ススキ」、そして「満月」を水引で表現しました。
9月の十五夜、10月の十三夜、11月の十日夜と、お月見をする日は年に3回。今年はお月見のフレームと一緒に、月の美しさを楽しんでみませんか。
現代のお家にも馴染むデザイン
どんなインテリアにもすっと溶け込む、シンプルで趣のあるデザイン。背面にスタンドが付いており、写真立てのように卓上に置いて飾っていただけます。
カウンターやサイドボードにちょこんと置けば、いつものお部屋の印象のまま、さりげない季節感を演出してくれます。
こだわり素材を手仕事で
見惚れるような水引の手仕事水引の生産地として長い歴史を持つ、長野県の飯田水引、愛媛県の伊予水引の他、京都などで作られた、全て上質な水引を、作家さんが一つ一つ手作業で丁寧に結んでいます。
輝きの美しいプラチナ水引と、丈夫で色鮮やかな絹巻き水引を使用し、一つのモチーフが作り上げられます。
お部屋に馴染む天然木和なモチーフでも現代のおうちに馴染むのは、水引のデザインだけでなく、天然木のフレームを採用しているのも理由の一つ。
温かみがあり、子供部屋・リビング・玄関など、どんなスペースにもスッと馴染んで飾れます。
味のあるファインペーパー台紙にはザラっとした繊維の質感が楽しめる、ファインペーパーを採用。素朴な風合いが、温かみのある手仕事作品をより引き立てています。
季節ごとに飾りたい水引フレーム
縁起の良い「あわじ結び」と「平梅結び」をベースに、月に住んでいると伝承されるうさぎを結い上げました。秋風にたなびくススキと、夜空にぽっかりと浮かぶ満月を添えています。
黒の台紙に映える水引のコントラストで、かわいらしさのなかにも気品を感じられる一品です。
お内裏様とお雛様を結んだ「雛」。笏や扇子、袖の広がる様子が水引の結い方で表現されており、抽象的な形なのに雛人形のイメージが伝わってきます。
白をメインに、ピンクや水色、ゴールドをあしらった、柔らかい雰囲気の一品です。
端午の節句の内飾りとして一般的な、兜飾りを結んだ「兜」。越前の和紙「局紙」を再現した白いファインペーパーに濃い色の水引がくっきりと映えていて、モチーフの持つ力強さが感じられます。
シックな配色に水引素材の輝きが添えられた、スタイリッシュな雰囲気の一品です。
アンジェ限定カラーの「藍墨」。少し柔らかな発色の藍色とグレーを合わせ、前立てと兜の緒にはシルバーの水引を用い、凛々しい印象になっています。結び方は「兜」と同様です。
引けば引くほどに強く結ばれることから、お祝い事全般に使われる
縁起の良い「あわじ結び」をベースに作られた鬼のモチーフに、「玉結び」で作った、節分豆を添えています。
発色の良く深みのある赤(ザクロ)の水引を用い、赤鬼を表現。どこか愛嬌のある表情が、見れば見る程魅力的です。