料理に洗濯、掃除にアイロンがけなど、日々の家事はやることがいっぱい。
頭の中でしっかり段取りを組んだつもりでもなかなか予定通りに事が運ばず、終わった時にはもう寝る時間、、ということもよくあります。
「いつも時間に追われている感じがする」
「最近、家でゆっくり過ごせていない」
「もう少しラクできないかなあ」
そんな時に知ったのが「家事の断捨離」。
余計な家事を手放すことで、心をホッと緩める自分の時間を作ることができますよ。
100%完璧な家事なんて存在しない
家事に正解なんてなく、あるのは自分が納得できるかどうかだけ。
それなら、完璧を追うのはいったん止めて、
「暮らしがだいたい整って、おいしくご飯が食べられたらOK」
くらいにハードルを下げれば、気持ちが軽くなりませんか?
家事のいちばんの目的は「家族が心地よく暮らせる場を作ること」。
ここでいう家族には、もちろん自分も含まれます。
家事がストレスになっているのなら、負担を減らせばいい。
省略できる家事は省略し、作業をできるだけ簡単に。
そのための「家事の断捨離」です。
家事を断捨離するための5つのSTEP
<STEP1 本当に必要かどうか見直す>
家事には本当に必要なものと、そうでないものがあります。
たとえば、掃除の理想は毎日することですが、しない日があっても、それですぐに暮らしが滞るわけではありません。
お弁当にしたって、作ることは必要でも、キャラ弁は時間がある時だけでいい。
こんな風に、習慣としてやっていることや、オーバーワークになっているものを省けば、家事がずいぶんスリム化できます。
<STEP2 回数や手間を減らそう>
STEP1で残った家事については、まとめて行えないか考えます。
毎日の買い物を週1回にまとめる。
休日に常備菜を作って忙しい平日に備える。
乾いた洗濯物は、畳まずにハンガーのままクローゼットに収納する。
同じ家事をするにしても、回数や手間を減らして時短を狙う作戦です。
<STEP3 収納はできるだけ簡単に>
散らかった部屋は掃除が面倒。必要なものを探す手間もかかります。
とはいえ、服や子どものおもちゃなど、よく使うものをその都度きちんと片付けるのは大変ですよね。
そこで便利なのが、カゴやBOXを使った「入れるだけ収納」です。
モノの定位置を決めてしまえば、あとはそこにポイッと放り込むだけ。
中が乱雑でも外からはスッキリ見えるので、簡単に収納上手になれますよ。
<STEP4 自分以外に家事を割り振れない?>
自分の手が足りない時は、誰かに頼って負担の軽減を。
簡単なものなら子供だってお手伝いできますし、家事が苦手な人にお願いする場合は、任せきりにしないで一緒にやって負担を半分にするというのもアリ。
また、食洗機やお掃除ロボットといった働く家電もたくさんあります。
家庭円満のためなら、思い切って奮発してもいいのでは?
<STEP5 家事にも休日があったっていい>
ヘトヘトに疲れている日は家事どころじゃないですし、疲れていなくてもどうしても気が乗らない日だってあるもの。
そんな時は無理をせず、思い切ってお休みを取りませんか?
家事の代行サービスを利用したり、料理は外食やケータリングで済ませてしまう。
それが明日からの元気につながるなら、後ろめたい気持ちには目をつぶってもいいはずです。
家事のゴールは上を見たらキリがありません。
余裕のある時とない時でメリハリをつけるのが、家事を楽しむためのコツ。
断捨離を活用して、上手にリフレッシュしていきましょう。