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時計が読めるようになる!子どもが楽しく覚える時計の教え方

時計が読めるようになる!子どもが楽しく覚える時計の教え方

「子どもに時計の読み方を教えたいけれど、あらためて説明するとなると難しい…」と感じている人もいるのではないでしょうか。子どもが時計を読めるようになることには、さまざまなメリットがありますので、ぜひ小学校入学前に教えておきたいものです。
今回は、子どもが時計を読めるようになるメリットから、順序立った分かりやすい時計の教え方、教える上でのちょっとしたコツまでを解説します。これらを参考にして、楽しみながら子どもに時計の読み方を教えていきましょう!


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目次



1. 子どもが時計を読めるようになるメリットは?

2. 子どもが楽しく学べる!時計の教え方
2-1. STEP1:短針を読む練習から始める
2-2. STEP2:「ちょうど」「30分」の時刻を教える
2-3. STEP3:5分刻みから「分」を教える

3. 子どもに対する時計の教え方のコツ
3-1. アナログ時計を使う
3-2. 楽しいことと時間を結び付ける
3-3. 何時なのか子どもに尋ねる

4. 時計の読み方が身に付く!おすすめのアイテム

まとめ



1.子どもが時計を読めるようになるメリットは?


子どもが時計を読めるようになるメリットは?


時計の読み方は小学1年生の算数で習います。幼稚園や保育園のうちは読めなくても焦ることはありませんが、早めに時計が読めるようになっておくと、日常生活でもさまざまなアドバンテージがあります。子どもが時計を読めることで得られるメリットは以下の3つです。

・規則正しい生活を意識できる
規則正しい生活を送るには、時間の概念が必要です。「3時になったからおやつだよ」「7時になったらお風呂に入ろうね」などの声かけをすることで、毎日決まった時間に決められたことをする習慣が次第につき、生活リズムが整うでしょう。

・見通しを立てた行動ができる
子どもが時計を読めると「あと10分で明日の準備をする」というように、計画的な見通しを立てた行動ができるようになります。また「テレビを見始めて20分経ったから、あと10分で終わりにしようね」など、何かをやり続けてしまう癖を直すのにも効果的です。

・小学校の予習につながる
小学生になる前に時計が読めるようになっておくと、算数の授業でつまずきにくくなることも大きなメリットです。スタートダッシュがうまくいけば、算数に苦手意識を持ちにくくなるため、子どもの自信にもつながります。また、時計が読めて規則正しい生活を送れていると、チャイムで区切られる学校生活に慣れやすくなるのも利点です。



2.子どもが楽しく学べる!時計の教え方


子どもが楽しく学べる!時計の教え方

一般的に、子どもが時計の概念を分かるようになるのは3〜4歳ごろからと言われていますが、その歳になったらすぐに覚えなければならないものではありません。1から10まで数を数えられるようになったら、時計学習の準備はOK!幼児への時計教育は順序が大事なので、以下の進め方でゆっくり教えていきましょう。


2-1.STEP1:短針を読む練習から始める


まずは短針が「時」を示すことから始めます。短針は長針と違い、書いてある数字をそのまま読めばいいので、子どもでも簡単に覚えられるでしょう。「短い針が8のところにあるから8時だよ。もうお布団に入ろうね」など、生活と結び付けると時間感覚が掴みやすく、規則正しい生活を意識しやすくなるためおすすめです。
大事なポイントは「針が次の数字を超えるまで〇時は変わらない」ということ。たとえば「針が2を超えるまでは、どれだけ1より2に近くても1時だ」と理解してくれるかどうかがカギになります。「いま、短い針が5と6の間にあるよね。何時かな?」と子どもに問いかけて、短針を読めているか確認できたら、次のステップに移りましょう。


2-2.STEP2:「ちょうど」「30分」の時刻を教える


短針の次は長針が「分」を示すことを教えます。長針は1~60の数字を表すうえに、時計の文字盤の数字と実際の分の数字が異なるので、覚えるのがちょっと難しいポイントです。
手始めに、長い針がまっすぐ上を向いていたら「ちょうど」、まっすぐ下を向いていたら「30分(半)」という2つのことを教えましょう。おもちゃの時計の長針を0分と30分の位置に動かしたりイラストに描いたりして、視覚的に見せると子どもでも理解しやすくなります。

また、6時ちょうどから夕食を始めて「6時半までに食べ終えようね」と声かけをすると、「ちょうど」と「30分(半)」が分かるとともに、30分間の時間感覚も掴めるようになり、効率よく覚えられるでしょう。


2-3.STEP3:5分刻みから「分」を教える


いよいよ長針を詳しく教えますが、いきなり「17分」などの半端な位置に長針があっても子どもはなかなか読めないかもしれません。まずは、5分刻みで「分」の概念を教えていきましょう。「5、10、15…」と5の倍数を60まで言えるようになったら、それが時計の「1、2、3…」に対応していることを覚えさせます。0〜55の数字が書いてある知育時計を使えば、分かりやすいでしょう。

「長い針が2のところに来たら10分だよ。10分までにお片づけを終わらせようね」といった具合に、これからの予定を伝えるときに時間を意識させる声かけをしましょう。5分、10分が分かったら、1分刻みで教えていきます。時計を回してクイズ形式にして子どもに聞いてみたり、時計の読み方練習プリントなどの教材で練習したりしてみましょう。



3.子どもに対する時計の教え方のコツ


子どもに対する時計の教え方のコツ

ここまで時計学習ステップを3段階に分けて解説しましたが「なかなか子どもが覚えてくれない…」と悩んでいる人もいるかもしれません。あまり気負わずに、日々の生活の中でいくつかのコツを意識して根気強く教えれば、子どもはきっと時計の読み方を理解してくれるでしょう。ここから紹介する3つのコツを、ぜひ実践してみてくださいね。


3-1.アナログ時計を使う


デジタル時計は数字そのものが表示されているため時刻がすぐに分かって便利ですが、時計の学習にはアナログ時計が必須です。アナログ時計は針が動くことによって時間の流れが可視化されているのがメリット。以下のようなアナログ時計は子どもの時計の勉強に適しています。
時計が読めるようになる!子どもが楽しく覚える時計の教え方

・数字が読みやすい
・1~12のすべての数字が書いてある
・大きめで見やすい


これらの特徴を満たした読みやすい時計を入手したら、子どもが身近に感じられるよう、子どもの目につきやすい高さに置いたり掛けたりしましょう。

3-2.楽しいことと時間を結び付ける


おやつやテレビ番組など、子どもにとって楽しいことと時間を結び付けて意識させると、子どもは時計の読み方を覚えやすくなります。「短い針が3のところに来たらおやつだよ」と声をかければ、おやつが楽しみな子どもは時計に注目します。

また、テレビ番組が始まる時間を意識させるのも時計を覚えるのにいい方法です。テレビ番組は「ちょうど」や30分から始まるものばかりではないので、半端な時間を覚えるのにぴったりです。お目当てのテレビ番組が始まる少し前を見計らって「〇時〇〇分から始まるよ」と声をかけましょう。


3-3.何時なのか子どもに尋ねる


「いま何時?」と子どもにクイズのように尋ねると、遊びの延長として楽しみながら時計の読み方が身に付きます。まずは長針は気にせず、短針が何時のゾーンを指しているのか聞いてみましょう。長針の意味が分かってきたら、「ちょうど」から始めて、次は30分、その次は15分と、徐々にクイズの難易度を上げていくといいでしょう。

最初から「〇時49分」のような難しい時間を聞くと、子どもは答えられず自信をなくしてしまうかもしれません。最初は時計が分かりやすい時間を指しているときに問題を出すようにしましょう。



4.時計の読み方が身に付く!おすすめのアイテム




Lemnos ふんぷんくろっく with color for table 置き時計/レムノス



子どもに時計の読み方を教えるときは、数字が読みやすく、落ち着いたカラーでリビングなどの生活シーンにもなじむ「ふんぷんくろっく with color for table 置き時計」がおすすめ。

時計が読めるようになる!子どもが楽しく覚える時計の教え方
「ふんぷんくろっく with color for table 置き時計」は1時間を15分×4コマに分けて色塗りしているので、「15分で朝の準備をする」「30分間習い事の練習をする」など、時間を区切って行動をうながせば時間感覚を掴ませることができるでしょう。0分、15分、30分、45分の部分が白色になっているのには、「一息つく時間にしましょう」という思いが込められています。

10、11、12の数字は、隣の数字と混同しないようデザインにひと工夫が施されています。外側に5刻みで0〜55の目盛りが書かれているので、難しい長針の読み方もすんなり覚えられるでしょう。秒針は、カチコチ音が鳴らないスイープムーブメントを採用しています。



まとめ


子どもが小学校入学前に時計を読めるようになることには、「時間の感覚を掴めて規則的な生活ができるようになる」「小学校の算数の予習になる」といったメリットがあります。時計の読み方を教えるときは、順序立てるのが重要です。短針の読み方から始めて、「ちょうど」と「30分(半)」を覚えたら、5分刻みで長針の読み方を教えましょう。

時計が読めるようになる!子どもが楽しく覚える時計の教え方
教え方のコツは、アナログ時計を使い、時間と楽しいことを結び付けて意識させること。
子どもの目につきやすいところに時計を置くことも重要です。子ども部屋にもリビングにもマッチするおしゃれなデザインのLemnos(レムノス)「ふんぷんくろっく with color for table 置き時計」をぜひ活用してみてくださいね。



【ご紹介したアイテム】


Lemnos ふんぷんくろっく with color for table 置き時計/レムノス

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